2014年8月26日火曜日

今日の雑談 (8/26)

「パチンコで換金が行われているなど、まったく存じあげないことでございまして」



POKKA吉田さんへのインタビューがあるらしい。先が読めないんだが図書館にでも行って読んでこようか。

このしらばっくれる感じが独占的に国家暴力を取り扱う組織っぽくて好感が持てます。流石僕らの統治機構、あくまで自分たちが振るいたい暴力を選択し、触れたくない暴力には不介入といういつものパターンじゃないですか。

どうも最近、彼らの暴力リストを増やして別件逮捕の温床をせっせと積み上げていることを社会が容認しているようだけど、過度な抑圧は暴力の存在を意識させることになるので、治安維持としては安価にならない気はするよ。

まあどうでもいいけどさ。


暴力を暴力と気が付かせないのが優れた社会設計



設計ミスを良心のせいにしているだけだよねコレ。

何かミスがあると一部の心ない人の責任にしたがる傾向があるんだけど、そんな事があることを前提としてバランスの良いシステムを設計するのが統治の基本でしょう。

ソフトウェアだって完璧なセキュリティを目指してたら時間も労力も半端無く増え、コストをペイする事が出来なくなります。妥協点として重要な情報を置かないとか、持たないとか、狙われた時点でシステムを凍結するとか色々ある訳です。初期の段階で想定できるアクシデントをどれだけ織り込むのかがキーポイントになります。

翻って今回の自転車レンタルの件では、利用料を上げ、身分証明を明らかにすることにするんだとか。暴力としての身分証明はかなり効果があるようで、その後にすべての賠償と責任を負うことになるという契約に判子を押させると、安上がりな治安対策になります。

身分証明というのもとどのつまり、暴力でしょう。暴力足りえるのは教育の充実であって、洗脳訓練の賜物なんですな。

優れた社会設計では、自分たちの良心を過信します。社会の「くびき」によって起こる勘違いなのに気が付きません。この「くびき」が通用しない人はどの民族でも一定数、必ずいます。この一部の人間を素早く排除し、他の人達が追従させないための仕組みが安価な治安を継続するために重要なんですな。


ソフトウェア置き去りですよね、いつも



数年前、6730 アクセルがパチンコのGPU技術を流用しようとIntelと組んだ件を思い出しました。組み込み機器に打って出ようとしていたのですが結局、立ち消えしたようです。Intelが相手なのでコストと出荷数の面で相当数を出さないとペイしない事業でしたので、アクセルの事業とはちょっと異なるのもありました。そもそもGPUを活かすためのソフトウェアが整っていないというのもありました。Libraryを提供するとか言ってましたけど、まあこの薄利多売ビジネスでNDAを結んでまでの製品かと言われるとビミョーとしか。

今回の件はどうでしょうか。

まず任天堂と組んでいた時期が長いのでARMコアとの熟練度は高いと思われます。なので歩留りは思っているほど悪くないかもしれません。で、市場ですが当然ARMでしょうし、乗っかるOSはiOSだったら凄いですけどまあAndroidでしょう。大穴でMicrosoftもあるかもしれませんが =)

問題になるのはOSとの接合部分で、どの程度、自分たちの知財をAndroid/Linux勢に引き渡すのかがポイントになるのでしょう。この辺はLinux陣と蜜月の間柄でないとそう簡単に組み込まれないはずです。彼らは任天堂相手のNDA有りきのビジネスに慣れてしまっているでしょうから色々困ることがあるでしょう。

今からIPを各社に提供すると言う事は、少なくとも1年ちょいは量産化にこぎ着けるとも思えないですし、そんなコストを払ってまでメリットがあるかと言うと疑問が多いですね。その間に他のコアだって進歩するでしょう。歩留りを考えたらこの薄利多売のビジネスに打って出る程の「何か」があるのかでしょうか。

Androidを捨てて、他のNDAが効くOSをターゲットにするとなるとiOSは無いと思うんだよね。彼ら、知財にうるさいから採用するくらいなら買収するだろうし。となるとMicrosoftか、家電位しか選択肢が無くなる訳で、どこに打って出るのかしらね。

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と言う事で纏めると、高利益企業が薄利多売に手を出すとかなりの確率で危うくなるのと、ソフトウェアなめんなって事ですよええ =)。

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