2018年2月6日火曜日

今日の雑談 (2/6)

2/6暴落時のNISA口座


前日比▲5.29%、TOPIX▲4.40%

がっつりやられましたorz


暴落時の売買について


質問されたので答えたのを纏めてみる。

  • 最近の売買は決算短信や決算説明会資料から判断、それでも間に合う
  • 同業他社で株価が調整したり業績を落としている場合、売却候補
  • 売却は現状の株価でも買い増ししたいか?と自問自答し買いたくない場合、売却候補
  • 陰線3本付けて下落した場合、売却候補
  • 暴落時はまず銘柄数を強制的に減らすことを検討、保有株の中で成長や株価上昇の芽が無さそうなものから売却候補
    • そもそも常時保有銘柄数は50~70銘柄と多い(らしい)ので銘柄数を減らすことは苦痛ではない
  • 短期ではピラミッティングがメイン
    • 調査検討用に1単元買って想定通りに株価になると買い増しするケース多い
    • 今まで買い増しされていないということは切っていい候補であることが多々ある
  • 短期シナリオは統計や月次がメイン
    • 売買シナリオは数値を軸にし、想定していた数値より悪ければ売却候補
    • 需給が読めるのならいいのだが、もしその才能があるのなら株よりもFXや仮想通貨をやった方がレバレッジが掛かるのでオススメしたい
    • 短期から長期シナリオになる場合も
  • 思惑を売買シナリオにしない
    • 思惑で買うと思惑が無くなる頃には手遅れな株価になってる場合が多い
    • 思惑は株価が育て、株価が枯らす
    • 思惑はバイアスとの戦いです
    • EVにしろ全固体電池にしろ、いつ実現化し、いつ業績に反映されるか不明な時点で手をだすと売却がブレます
  • 株価は半年先を織り込むゲームと割り切ろう
    • 半年先以上のシナリオには力がありません
    • せいぜい四半期決算や半期決算の状況を想定するくらいがよろしいかと
  • 需給は予想しない
    • ただし常に想定し、準備を怠らないこと
    • 準備をしておくだけでメンタルは随分落ち着く
    • 下落は読めないが下落後の対処で大きくパフォーマンスが違ってくる
    • 全てはひふみ投信の藤野さんの受け売りだが =)
  • 不安になったら半分売る
    • 少しでも保有株を売ると更に下落しても不安が大きくなりません
    • 冷静に株価と向き合い、やっぱり問題ないと思えば再度買い直せばいいんです
    • そもそも不安になってる時点でそのポジションは悪いポジションなんです
    • 不安になって次の展開への思考が止まることを警戒してください

こんな感じでよろしいか。

で、今日の売買なのですがポートフォリオの銘柄数を減らしました。半導体関連銘柄がやや大きなポジションを取っていたので減らし、月次や直近の決算が悪くなかった銘柄に回しました。今日は業績が良かった低PER銘柄まで同じ比率で下落してましたからね。

長期ボジションはそのまま。短期ポジションは切った張ったをしましたが、全体のCPは同等レベル。今日のマザーズ指数程度にはやられてしまいましたが、まあ業績が良かった銘柄から売却されたというのもあったんでしょう。今の時点では好業績銘柄は下がっても売却対象には入りませんね。

明日は追証回避売りを拾う感じで行こうかと。まあそれ以前に米国市場の状況次第ですけどね。


今日の相場をひふみ投信のレポートで読む


今回の株式市場の下落に端を発したのは堅調な米国雇用統計の結果です。これまでは米 国を中心に世界的な景気拡大が進んでいたものの、米国のインフレ率上昇の鈍さを背景に 積極的な利上げが行ない辛いという、株式市場にはポジティブな“適温相場”が続いてい ました。しかし、米国時間 2 月 2 日に発表された雇用統計では非農業部門の雇用者数が予想を上振れただけでなく、インフレ指標として注目される平均時給も予想を上振れたことで米金利が大きく上昇しました。この動きを受け、適温相場の終焉懸念が一気に高まり、 同日の米国株は大きく下落しました。更に米国時間 2 月 5 日に発表された ISM 非製造業景 況感指数も予想を大きく上振れ、米国経済の堅調さが確認された事で米金利上昇懸念が一段と高まり、売りが売りを呼んで米国時間 2 月 5 日のダウ工業株 30 種平均は前日比マイナ ス 1,175 ドル 21 セント(-4.6%)と過去最大の下げ幅を記録しました。
-- 「ひふみ投信」の 基準価額下落について (PDF)

雇用統計で最も注目されたのは賃金の上昇でした。これはイエレンさんが注目していた統計でもあるのですが、賃金上昇はインフレ懸念と表裏一体になります。中央銀行の役割は物価の安定化ですので、インフレの種が生まれるのなら利上げをして抑制する必要があります。

これが株にとってはマイナス要因となりました。

インフレ抑制による短期金利上昇や物価上昇懸念から米国長期債券が売られ、金利が上がりました。長期債券の最大の敵はインフレですからね。長期債券から短期債券に切り替え、運用資金を手元に戻しておきたい、というのもあったんでしょうね。

急にリスクが表面化され、株式相場に大きく影響した、ということになります。

つかね。

なんで米国市場に関係のない日本市場に影響するのかって話なんだけど、まあ世界の運用資金は一体となっていまして、世界の株式の半分は米国株が占め、7%程度が日本株になるのですが米国が下がればその分、日本株も下げてしまうのはインデックス運用の弊害とみているのですが、まあ仕方ないでしょう。そもそも日本株を売買しているのは7割方、外国人投資家ですしおすし。

そもそもイエレンさんだったら市場を落ち着かせるための政策が出せたはずなんですが、米国民主主義が生み出したトランプたんがパウエルたんじゃなかヤダーとかダダこねなければまだマシだったのかもしれんのにな。



そもそもクソみたいな金融商品が充実しすぎていて投機家が日本市場をオモチャにしやすいってのもどうかとは思うで。ボラを抑えるためのヘッジ目的のはずなのにお前らが率先してボラを生んでどうすんねん(げきおこ


俺、前から山本潤さんのファンだって言ってるよね?



元外資系ファンドマネージャーを務めていた山本潤さんが独立し、個人投資家向けに情報発信を行ってます。個別銘柄に対して濃い記事を公開しています。私もちょいちょいコメントしているので是非閲覧してみてください。

つかね。

私、山本潤さんの本ですごく勉強したですよ。オススメのファンダメンタルズ分析本でも紹介しました。今日の雑談 (6/12)で過去、山本潤さんのDVDを買った黒歴史(?)も書きました。

最近になって山本さんが独立し、ひょんなことがあってお話する機会が多くなりました。ありがたいことです。

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