2019年7月9日火曜日

マネックスの動画から学ぶ配当利回り投資法 (19.07.09)

おまえらのための株式投資まとめ

まずはこの動画をみてもらいたい。1時間半くらい。



流石、マネックスの山田さんなんだが私なりに味付をしていきたい。


配当利回り投資で「特に」気をつけるべきこと


減配、ダメゼッタイ!

これね。最近、強く感じていることなんだけど、減配に対してヒジョーに株価が厳しくなる傾向にあるんよ。業績や業績予想は悪くないんだけど、減配してしまったために大きく株価を下げるケースを何度か食らってますorz。記念配の削減でも許していただけないとまあ手厳しい。高配当銘柄は、減配の影響が特に大きいので注意してほしい。

まず確認することは過去5年程度は減配したことがない銘柄を選択されたい。

マネックスの銘柄スカウターでは、過去の配当の推移がグラフで確認できます。オススメ。


上記の例は、8890レーサムです。ここ5年間で増配が続いています。


配当利回りを軸にした組入方針


基本方針は、年率5%の投資アイディアまとめページと同じです。

  • 配当政策を確認しよう
    配当政策は、有価証券報告書から確認することができます。業績連動型ですと業績が落ちると減配する可能性が高いです。安定配当などの方針が入っているかどうか確認してください。
    最近の傾向として景気敏感株でも安定配当を方針とするところが増えてきています。特にDOE(株主資本分配率)を採用している企業は注目に値します。
  • 自己資本比率は厚めな銘柄にしよう
    自己資本比率、またの名を株主資本比率と言う名の通り、総資産の内の株主の取り分の割合を示します。割合が低いとその企業の資産は、銀行からの借り入れや取引先の支払い分が多く占めていることを示します。自己資本比率が高い言うことは配当に回せる割合が大きいことになります(当然、例外はありますが)。
    どの程度が最適かは業種によって異なります。例えば不動産業ですとレバレッジを効かせた経営が一般的ですので銀行からの借り入れが大きく、概ね20〜30%あたりが平均でしょうか。8890レーサムは、2019年3月期の時点で56.7%と他社と比べて配当余地を残しています。不動産業の中では安定運用のように感じます。
  • 為替リスクに注意しよう
    外需企業に多いのですが、為替の変動により大きく売上・利益が変動する企業があります。このような企業では、配当の原資であるべき純利益が大きく変動し結果、減配につながる可能性が高いです。為替によって業績が大きく変わる企業は、配当利回り投資には合っていません。
    とはいえ例えば海外事業の割合が6割と多い2914JTは、業績こそ為替に影響されやすいのですがここ5年間は安定した配当になっています。配当政策と共に確認してください。
  • キャッシュカウ事業に注目しよう
    何を持ってキャッシュカウというかを説明すると長くなりそうなので手短に。費用が少なくても売上が安定している事業は減配リスクが少ない場合が多いです。
    • 設備投資が少ないのがいい
      設備投資を多く必要としている事業は、見かけの利益よりキャッシュが溜まりにくい構造になっています。キャッシュが貯まらないということは配当原資が少ないことになります。
      多くの製造業は常に設備投資を必要としています。自動車、自動車部品などEVに向けた投資が活発になっていますし、古い設備のままでは効率が上がりません。
    • 研究開発費が少ないのがいい
      上記の設備投資よりたちが悪いです。設備投資は実施した分、成果が見込まれることが殆どですが、研究開発は上手くいくかどうかは上市しなければ分かりません。捨て銭になる可能性が高いのです。
      例えば、製薬業は利益の半数以上を研究開発費に当ててますが、これが上手く行くかどうかは誰にも分かりません。他にも半導体製造装置など、利益率の高い企業も注意が必要です。
    • 単価が小さいのがいい
      単価が大きいと不景気になった時の影響が大きいです。生産調整によって利益を大きく削ることになりましょう。この手のセクターは避けたほうがいいでしょう。1台あたり数千万〜数億するような工作機械、半導体製造装置は注意してください。
  • 事業の持続性に注目しよう
    リーマンショックの時に気楽に倒産したセクター、半導体装置や新興不動産の類は市場から信用されていません。好景気の時は高PERでも上値を買っていたのに、不景気の風が吹くだけでありえない低PERでもぶん投げられる、そいうセクターです。
    低PER、低PBRにはわけがあるんです。

#詰め込みすぎたかな、、、


銘柄スカウターでレッツスクリーニング!


銘柄スカウターの「10年スクリーニング」を使っていきます。


条件は以下の通り。


連続増配を5期連続配当利回りは3.5%以上、配当性向と自己資本比率は出力用に加えました。

19.07.09時点でのスクリーニング結果は76件。スクリーニング結果より配当利回りでソートした上位15位までのキャプチャーです。


2914 JTは、圧倒的ですね。この配当利回りなのは直近で株価を下げている影響が大きいように感じます。多分なのですが、ESG投資絡みで大口の長期投資家から資金が逃げているのかもしれません。タバコ自体が衰退に向かっているのも事実でしょうけど、喫煙の歴史の長さからしてみてここ10年で一気に衰退することは考えにくいところでしょう。ミョーな正義感が絡まなければ悪くない投資先のようにみえます。なあに、インデックスファンドには必ず組み込まれているので年金が絡めば日本国民一心同体少女隊ですって。

7148 FPGは、証券・先物というセクターですので、配当の持続性に疑問があります。配当政策で減配の可能性がある場合には敬遠したほうがよいでしょう。

4188三菱ケミカルHDや4182三菱ガス化学は、総合化学メーカーですので、顧客の需給で業績が大きく変わります。景気敏感株セクターですので、不景気を予感する場合には敬遠したほうがいいかもしれません。

セクターとして割と安定しているのは卸売業、つまり商社でしょうか。商社の性質上、大きく儲けることは難しいのですが、顧客の需給さえ見間違えなければ安定してキャッシュを稼ぐことができます。そう、キャッシュカウに近いんですよ =)。

この検索結果で興味を持った銘柄としては、旧村上ファンドに付きまとわれ中の8093極東貿易、7payで涼しい顔をしている8410セブン銀行、中計の最終年度の割に盛り上がらない8908毎日コムネット、EUV関連で盛り上がりそうな予感だけする4187大阪有機化学工業、MSワラントの呪縛から離れた7467萩原電気HD、私の中でピカイチの万年バリュー株である8392ヤマダコーポレーションあたりかな。

こんな感じ。

まあ色々イジってみてよ。面白いよ。

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