診療報酬と介護報酬の同時改定、そろそろ大詰めにはいるのかな
財務省と厚生労働省は2018年度予算編成に反映する社会保障改革を巡る調整に入った。診療報酬改定では、薬剤師の調剤行為に支払う調剤報酬の大幅引き下げや、入院への診療報酬を厳しく算定するしくみに改めるのが柱。値段の割に治療効果の低い薬の価格下げについても18年度に制度化する方向。6年に1度の診療報酬と介護報酬の同時改定にあわせ、制度改革で社会保障の持続性を高める。
-- 調剤報酬下げ、薬価は効果を重視 財務省が改革案 :日本経済新聞
まあ門前薬局は厳しい状況が続くよね。多分、大企業が中小企業を吸収する形のM&Aがより積極的になると思わわれ。
この前のIRフェアでもその辺を色々聞いて回ってみたんだけど、やはり出回っている案件は価格が折り合わないのが多いらしい。数多のM&A仲介業者へのコストも洒落にならんらしいし、所謂お買い得という物件は少ないんだとか。
でも門前薬局のM&Aは他より上手く行きやすいのも特徴。属人化が少なく、立地がいい場所に店があれば買収後の混乱は少ないらしい。何より一番高コストである経営者(創業者)が消えるのが大きい。概ね買収直後から黒字というケースも多いようだ。いずれ消費再増税の話が進めば、更に門前薬局は厳しくなる。
M&Aがバブル化するかもしれんね。
フロイント産業[6312]のIRの人と話す機会があったんだけど、やはり今回の薬価改定の影響を慎重に見ている医薬品メーカーが多いようだ。特にジェネリックは年々引き下げが強まっているので、設備投資に慎重になっていて受注が伸び悩んでいる原因のひとつとして挙げてた。
時期としてはだいたい年明けあたりから証券会社からレポートがポツポツ出始めて、3月あたりで大体の状況が確定し、5月あたりの業績予想で現実を知るというパティーンかと思われます。
まあでも高齢者の負担率を上げたいというのもアレで、収益性が殆ど無い高齢者に結構な圧力になるわけで、シルバー民主主義が黙っちゃいないのが見られそうで何よりだ。
まあでも高齢者の負担率を上げたいというのもアレで、収益性が殆ど無い高齢者に結構な圧力になるわけで、シルバー民主主義が黙っちゃいないのが見られそうで何よりだ。
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