”さいますみ/崔真淑”のオイコノミクスで増資と株価についての関係を話してた
昨日のラジオ日経にて。興味深かったので書いとく。
- 出光興産が30%の増資をして創業者が拒否権を失った
- ゲンキーの調達とか小型株の増資が増えてきた
- 増資は売り?買い?
一般的には売りなのではないか。増資が企業価値に影響を与えないのなら株価が下がるはず。 - 何故株価が下がる?
増資でEPSが下がるから下がるから株価が下がるという話は間違いではないか。利益が増えなければEPSは増えない。 - 過去20年間の増資後のEPSの希薄化率と株価の下落の相関は見られなかった!
- 利益は「作れるもの」
会計での利益はどうとでも作れる(会計利益)。キャッシュの変化に注目するべきでは(フリーキャッシュ・フロー、FCF)。 - 増資の1、2週間前に上方修正をする銘柄が意外と多い
- 増資によって設備投資を行って利益を出せるようになれば株価が上がるケースはあるのでは
- 1980-1990年代は、増資=株価上昇だった
増資で不動産を買うことで株価が上がる時代だった。増資で株価を上げようとする流れが企業にあり、結果的に上がっていたケースもあった。 - 2000年以降、増資後は軒並み下落
- ただし第三者割当増資は株高になるケースが結構あった
結論:
- 公募増資後は一旦株価は下がりやすいがEPSで議論するのは違う
- 2000年台以降、公募増資は株価値下がりに繋がりやすかったのは事実
- ただし第三者割当増資は意外と下がらない
とのこと。
増資後、特に株券が配布された直後は需給が崩れやすく下落トレンドになりやすいのですが、最近、特にここ半年は増資内容を精査することで、割と短期間で鞘が取れることが多いですよという話をしているんですが、どうも納得していただけないようでボキュは悲しいのです。
気が向いたらお前らのための株式投資シリーズで書きたいんだけど、気が向かないんだよねw。
仕方ないね。
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