2017年11月6日月曜日

今日の雑談 (11/05)

派遣会社を絡ませると融通が効くからねえ



骨抜き言われてもな。派遣を使ってる企業ならナーバスな問題だし、プロパーなサラリーマンが支配している企業だと中途入社を嫌う傾向は未だに強い。採用条件が異様に高いのはそいうことだろう。即戦力にならないと愚痴るんじゃなく、即戦力に育て上げられないおんどれらの無能さをもっと反省するべきなんじゃまいか。

期間を1ヶ月空けて元の派遣先に戻すなんてことは前から行われてたことだし、それが6ヶ月になろうとも今は派遣先が色々あるからやりくりはしやすいだろう。

今更骨抜き言われても実は新聞社も同様でした、ってことありそうです。「隗より始めよ」案件多すぎです。もっと自社に取材した方が社会の暗部に触れることができてよろしかもですよ?

労働分配率が上がらないとお嘆きのリーマンもですね、今まで派遣を搾取し見殺ししてきたツケです。景気が良くなり派遣の流動性が高まればその手のコストは上がることになりますし、実際非正規の賃金は上昇基調です。経営陣の弱腰も今の売上は一過性でまた不景気になることを前提にプロパーの皆様への賃金、企業年金の確保をしていると考えれば内部留保が高まってる理由も分かろうというものです。それがサラリーマン企業。

全社一丸になるのは正社員までです。

正社員が過半数に満たない企業が多いかもしれませんが、よろしくお願いしますよええ。


玉子屋の社是、いいねえ


≪玉子屋の社是≫
1.旧来の方法が一番良いと信じていること
2. もちはもち屋だとうぬぼれていること
3. 暇がないといって本を読まぬこと
4. どうにかなると考えていること
5. 稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたらと骨を折ること
6. 良いものは黙っていても売れると安心していること
7. 高い給料は出せないといって人を安くつかうこと
8. 支払いは延ばす方が得だとなるべく支払わぬ工夫をすること
9. 機械は高いといって人を使うこと
10. お客はわがまますぎると考えること
11.商売人は人情は禁物だと考えること
12.そんなことはできないと改善せぬこと
-- 必見!450円弁当で絶好調の玉子屋に伝わる「これをやると失敗する12のこと」 (ホウドウキョク) - Yahoo!ニュース

現場への権限移譲って重要だと思うんよ。どうも大企業様は中央集権型を取りたがる。変に収益が安定し始めると宦官チックになるのはアジアンの特徴なのかもね。


上方修正でも株価下落とかちょっと難しいモードに入ってきましたねぇ、、、




1Q決算発表後のシンポは直近の株価推移からちょっと浮ついたおカネが入っている感はあったのでまあ仕方ないんだろうな、とは思ったんですが、日鉄鉱業とかトピー工業とかは違和感あります。

いやこわいねえ。


決算短信をみてみる


たまにはやらんとな。つか最近、決算後の株価が猟奇的だぬ。上にも下にも付いていけない。

泉州電業[9824]


東証一部鞍替えへ。優待を設定した当初から株主数稼ぎを言ってたんでようやく鞍替えが実現できたようで何より。

優待、どうするんだろ。


GMOペイメントゲートウェイ[3769]


GMOの子会社がIFRS適用へ。いずれ本家もIFRSに変更するのかしらね。


トピー工業[7231]


場中に2Q決算&上方修正後、株価下落。悪くないと思うんだけどなあ。米国工場の設備投資も前向きで悪くないと思うんだがねえ。

ちなみにトピー工業は2007年まで日経225組入銘柄だった記憶が強い。


アイスタイル[3660]


PLの見た目は良かったんだけどねえ。のれん消却が重いやね。




日成ビルド工業[1916]


2Q下方。下期ずれ込みとM&Aによる費用先行の影響。ボンヤリ株価を眺めるしかなかったんだけど、これはどう反応するんだろう。


フジミインコーポレーテッド[5384]


2Q決算&上方修正。CMPが好調とのこと。

非半導体関連の一般工業用研磨材につきましては、最終製品の製造プロセス変更の影響等により、売上高は2,116百万円(前年同期比25.8%減)となりました。

やっぱり半導体依存が強いねえ。半導体装置と比べ、イマイチな売上の伸びなのは商品の研磨剤を使用するにも、それを磨くためのシリコンウェハーが市場に出回っていないからかと思われ。SUMCOと信越化学の引き締めが効いてるのかも。



ビーアールホールディングス[1726]


2Q決算が公開されたんだがパッと見、可もなく不可もなく。基本、このセクターは4Q決算偏重型なのでPLで判断すると誤るので注意が必要だぬ。

ということでこのセクターで見るべき項目はただひとつ、受注高でしょう。


実は1Q決算の受注高が異常値と思われる数値で調整があるのではと思っていたのですが、思っていた以上に低い数値になってました。

こりゃあやらかし案件かと思い決算概要資料 | ビーアールホールディングスを確認して見た感じでは3Qにずれ込んだだけという。


結局のところ、受注も4Q偏重なわけで現時点で受注で判断するのはどうかとは思うのですが、経営としても投資家としても4Qみてみないとさっぱり、というのは気分的に宜しくないわけでして。コンクリートが固まるのだって時間はかかりますからね。

もひとつ興味深い資料が。


注目なのは粗利率。

官公庁相手だと儲からないというのがこのところの常識だったのですが、随分採算が改善してきたようです。特にNEXCOは受注の半分を占めてますので改善傾向にあるのはいいですね。

ということでダメ出し失敗。

このところ、土木系の採算が良くなっているは受注が増えたこともありますけど、縮小均衡で競合が減ってきていることもあるとみています。BRHDも同業へのM&Aの末のことですし、今後もM&Aによる成長が期待出来そうな感じもあります。

このセクター、悪くないですよ。

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