3998 すららネット
すららネット[3998] 前回ツイート(SyncHackさんの頁にあり。https://t.co/r4rDVUirKS)を受けて以下記す。新担当者の業務習熟とCFOへのトーマツ出身のCPA古子氏の就任等もあり、株価下落の一要因となった会計面での内部統制の不備は解消との会社の見解。今期赤字の要因となったTVCMは、想定ほどの集客に— 決算説明会 (@gantky1) August 28, 2019
つながらなかった為に、下期の投入は中止、来期以降もおこなう予定はない。これで、損益上の不確定要素が減ったことはプラス要因。営業損益は19/12期▲29百万円だが、20/12期2.0億円、21/12期2.9億円と成長軌道へ。ICT教材ゆえ、限界利益は高いはずだが、21/12期の利益の伸びが昨対売上増2億円に対し— 決算説明会 (@gantky1) August 28, 2019
低すぎるとの質問が出たが、教材を最先端の水準に維持するための開発費が掛かるためと。なお、今下期に、新たな利益計画を制定の予定。TVCM自体の評判は良かったが、当社サイトへのアクセス数増に想定ほど繫がらず、費用対効果が悪いとの判断が休止の理由。CMを前回説明会で見たが、発達障がい、(続く)— 決算説明会 (@gantky1) August 28, 2019
すららネット(承前)学習障がい、不登校児も対象とするとのダイレクトのメッセージ性に欠け、サイト閲覧の呼びかけもない等、イメージ偏重であった点も問題と思われる。ともあれ、BtoCに執着しなくても、他の事業の成長余地はまだあり、CMの失敗の影響はカバー出来よう。例えば、放課後等デイサービスは— 決算説明会 (@gantky1) August 28, 2019
発達障がい児を対象とするものだが、(ICT学習支援での)競合は無いという好環境。12千の施設のうち70超の導入のみであり、親からの学習支援採用のニーズの高さからして、今後の普及は進んでいくと思われる。また、鳥取県での不登校児童対策等、県単位での採用を図る動きも出ており、また、教材採用で— 決算説明会 (@gantky1) August 28, 2019
教員の働き方改革にも資すること等、当社にとって追い風の状況にあろう。上記のように不透明要因が解消されてきており、少なくとも株価は下げ止まっておかしくない環境になったと、私は判断している。現相場環境下、小型成長株の バリュエーションは低下しがちであり、無論、これは買い推奨ではない。— 決算説明会 (@gantky1) August 28, 2019
過去の記事は以下の通り。
やっぱりTVCMは時期尚早だったのかと思います。今期は体制を再構築するので精一杯なのかもしれません。KPIのひとつであるID数の増加は堅調ですのでビジネスが壊れているわけではなさそうです。
すららネットの戦略について興味深い動画あったので紹介します。
塾経営でFCである必要がない、という触れ込みで既存の塾経営者に入り込むのは実に巧みだと評価しています。
すららネットという看板で集客は難しい欠点があると指摘。教材の出来は素晴らしいとお墨付き。この動画で気がついたのですが社長はベンチャー・リンク出身なんですね。ちょっと期待しちゃう =)。
話が逸れるんですが、ベンチャー・リンク出身の経営者のIPOって嫌われ気味なんですよね。
過去に色々ありましたし、言いたいこともリスクも分かるのですが、少なくとも経営者としては興味深い人が多いと思ってます。'12/09の「担当ファンドマネージャーの見方」でベンチャー・リンクの子孫について説明してますので合わせてどうぞ。
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ベネッセなどの大手が入り込むと難しいのかなとは思ったのですが、競合状況が気になりました。どうなんでしょうね。
- IR情報 | 【公式】株式会社すららネット
IR本拠地。決算説明資料あり。
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