2014年5月18日日曜日

長期投資の期間は手法によってそれぞれとはオモタ

長期投資で億を達成した株板住人がコツを公開してくれたよ。

ぶっちゃけボキュも8771 イー・ギャランティで美味しい汁を吸えたので文句の言いようはないんだが、そもそもファンダメンタル分析で今のイーギャラが買えるか?ってのもある。ポジション的には面白いし、安定株主に守られている点では今でも面白いとは思うが、既に評価され過ぎでしょ。

一般に塩漬けと言われる状態でも割安なら黙ってホールドするのがファンダです。
私が一番理想とするトレードは資産の99%をイーアクセスにぶっこんでハゲの買収で億った人です。

資産の99%をイー・アクセスに突っ込んで「億り人」に : 市況かぶ全力2階建の話ですな。資産を全投入はしたくはないかなあ。そもそも自分の投資アイディアに強い思い入れが無いし、自分が間違っている前提で投資しているものだから、総じて全資産の10%までが握力の限界かな。

世の中、何が起こるかわからないしね。

ただ投資は客観的になる必要はなくて、アートの部分が強いと私は思ってます。
だって本当に客観的にシステマチックになったら低コストインデックスで国際投資一択ですから。 

インデックス信者めw

なんとかこう、アートの要素を取り払って誰でも同じだけ儲かる方法が無いものか考えてみてはいるものの、ナカナカ無いものですな。

いちおしのバリュー株はベタだけどアサンテですかね。
営業利益率、ROE20%以上でCFのほぼ全額がFCFという優れたビジネスでありながら、
国内にまだまだ未開拓エリアがあり拡大余地がある。
しかも売上拡大にそれほど投資は必要ない。 

6073 アサンテ、人気やのう。シロアリ駆除という事業にアレな銘柄があるのとIPOしたてという点で外してはいるんだがチャート的には素敵な事になっていて羨ましい限り。

月次を公開しているようなのでヲチはしてみますかね =)。

市況1で般若心経を読み込んで覚醒したという書き込みも見たことあるわwwwwwwwwwwwwwww
勝ち方なんて人それぞれだな 

せやな。


紹介されてた書籍など挙げてみる。


千年投資の公理 (ウィザードブックシリーズ)
パット・ドーシー
パンローリング
売り上げランキング: 438

イチオシらしいが読んだことは無いな。今度、立ち読みしてくる。パンローリングにしては値段は控えめなので買うかもしれない。つかKindle化はよ。

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決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法 (朝日新書)
朝日新聞出版 (2012-08-01)
売り上げランキング: 331

定番の國貞本。

特にキャッシュフローでP/L、B/Sのどの部分が動くかの解説はとてもいい。読むには会計用語が必要だが読めない事は無い。株式投資には一切役に立たないとは思うが、財務分析として読むにはとてもいい書籍。その後、似たような書名で出版を繰り返すが一体理解法に比べるとパンチが弱い。

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粉飾決算企業で学ぶ実践「財務三表」の見方 (KINZAIバリュー叢書)
都井 清史
金融財政事情研究会
売り上げランキング: 1,226

これも読んだことが無い。立ち読み予定。

粉飾とまではいかないものの財務部弄って利益を操作する事は多々ある事です。この辺を理解していないと飾ったP/Lだけみて売買する事になって後々寒い事になる、場合もあります。

長期投資に必要なのは利益の持続性ですかね。

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知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ (PHP文庫)
PHP研究所 (2013-12-20)
売り上げランキング: 3,198

「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」の再編集版。どっち買っても内容はほとんど変わらないよ。ファンダメンタル分析で儲けたいなら取り敢えず読んどけ。日々の売買代金と思ったら安いものだと思うぞ。


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企業価値評価 第5版 【上】
マッキンゼー・アンド・カンパニー ティム・コラー マーク・フーカート デイビッド・ウエッセルズ
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 35,150

、、、持ってはいるが確実に眠くなるぞ。株式投資にはまあ役に立たない。

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MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA2)
森生 明
日経BP社
売り上げランキング: 1,564

企業価値評価よりは読みやすい。が、やっぱり会計ヲタ向けの書籍なことは否めない。面白いんだけどねえ。同じ著者で会社の値段 (ちくま新書)というのがあるんだが、こっちは読者層を広めに取っていてまだ読みやすい。ブックオフで確実に100円で売ってるのでお勧めしたい。

いずれもM&Aという基準で適正価格を求める手法の解説になります。株式投資に直接関係するかと言われるとビミョーでして。会社に値段を付ける意義について森生さんの意見がとても気に入ってまして、今でも株式投資を続けている理由でもあります。

昔書いた書評を掘り返してみるかねぇ。

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