僕らが望んでいるのは「平等な暴力」なんじゃないですかね
運用出来っこないルールを作っては放置プレイして、自分たちの都合の良い時にその暴力を行使するとかそれ治安維持に必要な事なんですかねーみたいな事をつらつら書こうかと思ったんだが、なんか面倒になってきたので割愛。
まあルールを決めれば決める程、運用する側の能力が問われる訳で、大して能力もないんだから本当に守らなければならないことだけルール化したらいいのにとは思う訳ですよ。逆に言えば公共の暴力が役立たずだから民間の暴力が成り立っていた訳で、それを根絶やしにしてしまった後はやっぱりサービスに不満を持つ人たちが出てくることに。
公務員の賃金を減らせっていう風潮は、ルサンチマンもあるけど公共サービスに不満を持っている人が多くなったからかと思うよ。
車がとてもわかりやすいですが
守れっこないほど厳しいルールを作って
憑依的に運用をする
「他の車もスピード違反してるじゃん」「それは関係ない」
「ルール違反はルール違反」「くそー運が悪かった」
権力側としても都合がいい
いつでも狙った人間を捕まえることができる
厳しいルールと曖昧な運用
これが諸悪の根源です
-- ナナのリテラシー3
JKに何を言わせてるんですかって話。まあでもこうなんだろうな、というモヤモヤが具現化された感じがあってとてもすっきりはしました。
前にも話したけどポイ捨て条例とかも同様。
そもそも競輪・競馬場を運営していてこのプレイはどうなんだってことよ。街が綺麗になった訳でも無いし、テロ対策とやらでゴミ箱を撤収しても条例が変更される訳でも無いし、条例を守らせる要員がいる訳でも無い。ましてや訪日観光客にそんなルールを厳格に適用する気も無ければ、守ろうという気持ちも希薄になって、結局は見つからなければ無問題という風潮になってしまう訳ですよ。
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前にも話したけどポイ捨て条例とかも同様。
そもそも競輪・競馬場を運営していてこのプレイはどうなんだってことよ。街が綺麗になった訳でも無いし、テロ対策とやらでゴミ箱を撤収しても条例が変更される訳でも無いし、条例を守らせる要員がいる訳でも無い。ましてや訪日観光客にそんなルールを厳格に適用する気も無ければ、守ろうという気持ちも希薄になって、結局は見つからなければ無問題という風潮になってしまう訳ですよ。
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ということで纏めるとナナのリテラシー、オヌヌメ。
著者の鈴木みそさんがKindleに打って出た時の話を実話と寓話を混ぜた感じで物語が進みます。ファミ通時代にはよく読んでいて、少し前に銭とか古本で買い集めたのにいつの間にかKindleで販売されてるんだもん、いい時代になりましたよね。
1巻は、たまにセールをやるのでそのタイミングで買ってみてはどうでしょうか。
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