2015年4月22日水曜日

6086 シンプロメンテ、3174 ハピネス・アンド・ディ - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

6086 シンプロメンテ


シンプロメンテは、外食関連のメンテナンスのアウトソーシングを行っている企業です。四季報の同業他社に2453 JBR9616 共立メンテ2304 CSSHD





どうも売上と利益のバランスが悪いような気がします。前期は売上を伸ばす代わりに外注費が嵩んだ感じですが、今期は無理な受注を避けて利益を伸ばす作戦にしたんだろうか。人を雇った分は売上でカバーするべきかと思うんだがどうなんだろう。

様子見かな。


3174 ハピネス・アンド・ディ


ハピネス・アンド・ディは、宝飾ブランド店「Happiness&D」を経営する企業です。四季報の同業他社に7829 サマンサタバサジャパンリミテッド9990 サックスバー HD9878 セキド





いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


上場時に確保した現金を減らしてその分、在庫を増やしているようです。出店が増えると売上に合わせて在庫も増やす、というのは特に問題は無いのですが、この銘柄はやや在庫の保有率が高いように思えます。

同業他社のサマンサを確認してみた所、やはり同様に在庫が総資産の多くを占めていました。装飾品関連では仕方のない所なのかもしれません。在庫の価値が問題になるのですが、流行りモノではあるものの腐る事はなさそうなので割と在庫が増えても安心してしまうことがあるのかもしれませんが、嫌な感じはします。

続いてP/L。


売上は伸びているものの利益は下がり気味。

一般的に在庫を増やすと粗利が上がりますので、見かけ上の利益は伸びるはずなのですが、これは利益の質を問題視した方がいいのかもしれません。

とどめのFCF。


2期連続FCFマイナスですか。営業CFがマイナスなのは在庫の増加が主でした。

今期2Q時点のCFこそ営業CFはプラスであるものの、買掛金を膨らませたのが要因っぽくこの感じですと3期連続営業CFマイナスもあり得そうです。

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纏めると、利益の質が年々落ちている感じがします。

同業他社とのPERを単純に比較するとこの銘柄のPERはかなり割安なのですが、この辺りは知名度も関係しているのかもしれません。優待と配当金には魅力がありますが、今後の経営としてはそろそろナタを入れていかないと不味い気はしますね。

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