2014年6月17日火曜日

今日の雑談 (6/17)

五月さめ、ひふみ投信を退社するんだってよ



展開早いね =)


日本の借金と言うよりは政府の借金、だよなあ






2010年の動画らしい。今更のホッテントリでワロタ。取り敢えず以下のページをみれ。


で、上記の動画の補完をすると以下の通り。

  • 国の借金ではなく政府の借金であること
    政府に信用が無くなると途端に国債の価格は落ちます。価格が大きく下落すれば被害をこうむるのは銀行で、銀行が救えない程、財務が圧迫すると取り付け騒ぎとなり、借金返済は難しくなるでしょうね。
  • 国債は債券市場で取引されます
    政府が勝手に決められるものではないです。中央銀行が決められるのは短期金利のみです。中央銀行が直接国債を買い付けるというのは一般的には行われるべきではないとされています。
    国債を売買している人たちの多くは銀行です。銀行側に現金の余裕がなくなってきたりすると、国債を売らざるを得なくなり、売りが売りを呼び一気にデフォルト一直線というパターンもない訳ではないでしょう。
  • 国債の利回りは将来の物価水準に連動します
    例えば、物価が年3%上がったとして、年利回りが年2%程度というパターンは考えにくいです。現金を債券に交換するリスクを取っても、物価に勝てない利回りって損ですよね。なので一般的には物価上昇率+αが債券の適正価格になります。αは国が主体だと小さく、会社が主体だと大きくなります。トヨタの社債が国債より利回りが小さいとかどんだけ信用が低いんだよ、という話もある訳で、これは置いときましょうかね。
    で、今の米国10年国債は2.6%程度。物価が1.4%程度。2~3%の物価上昇だったのですから、今の価格は長期のデフレを予感しているのかどうか。
  • おカネを持っている人達の足は早い
    あまり報道はされてないようでしたが震災直後、結構なおカネ持ちな方々がシンガポール辺りに非難するのを見ると、状況次第でとっとと海外に資産を移動させることになるでしょう。


「無限に国債を刷って無税にしようず」というご意見ですが無理筋でしょう。

国債を乱発しても買い手が付かなければどんどんディスカウントせざるを得ません。国債がディスカウントされれば、最大の保有先である銀行の資産が目減りする訳で、そんな空気が充満するとやっぱり取り付け騒ぎになります。

銀行の預金が無価値になる状況でも銀行を信用できると言い切れる人だけが、国債乱発を支持するべきでしょう =)。預金が無ければ資産、資産が無ければ、社会保障が無価値になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿