<今年1年間の本欄を振り返る>
2014年は政権交代以降の上昇相場が2年目に入り、市場の物色対象が多様化した年でした。新興市場においても、不動産関連、バイオ・創薬関連、ゲーム関連などが勢いを弱め、個人投資家を中心とする活発な資金がより多様な企業へ向かうようになりました。割安・出遅れ株投資を身上とする当ファンドにとってはやりやすい市場環境であり、当コメント欄の注目銘柄でも4社が大幅に上昇しました。以下の自己評価は紹介後の株価変動を絶対値・指数相対値の両面から主観的に見たものです。
1月<瀬戸際からの復活> エスケーエレクトロニクス(6677)…◎
2月<ある意味で国内最強の携帯電話会社> 沖縄セルラー電話(9436)…○
3月<自動車ヘッドライトのLED化に注目> 京写(6837)…◎、アビスト(6087)…〇
4月<中古車業界の新興勢力> ネクステージ(3186)…×
5月<IPO出遅れ株に投資チャンス> ホットマン(3190)…×、アズマハウス(3293)…×、アビスト(6087)…〇
6月<ただひたすら真面目に> ユニバーサル園芸社(6061)…〇
7月<フリーペーパーのネタはまだ残っている> サイネックス(2376)…◎
8月<まだまだ魅力のあるパソコン市場> MCJ(6670)…◎
9月<不動産の魔力にはまらないために> スター・マイカ(3230)…△、イーグランド(3294)…△
10月<私が太陽電池関連に投資しなかった理由> 注目銘柄なし
11月<もはや小売店とは呼べない収益構造> ピーシーデポコーポレーション(7618)…○
※月表示は作成日によります
昨年の注目銘柄でも、日進工具(6157)、ウィン・パートナーズ(3183)の2銘柄が大幅に上昇しました。今後も市場が注目するに値する銘柄に先駆けて注目できるよう努力してまいります。
今年は当たり年でしたね。ヲチャーとしても鼻高々です =)。
ソシャゲ関連のようなボラティリティの高い銘柄こそ少ないのですが、大きく株価を下げる銘柄が少なく、今まで評価が低い銘柄が再評価されることが多かった印象が強いです。
6837 京写は、随分評価されましたね。万年低PBR銘柄だと思っていたんですが、素直に業績が評価された結果なのかもしれません。もう少し流動性に気を使って1000株単元を切りなおして欲しい所なのですが、この辺りはあまり興味が無いんですかねえ。惜しい。
6087 アビストは、ちょっとだけ抜きました =)。人材派遣の立ち位置は悪くないので強めに持っていても良かったのですがやっぱり水素水が決め手で敬遠しました。あれホント、止めた方がいいと思うんですけどねえ。
3186 ネクステージは、私もお気に入りなのですが株価はイマイチでした。3186 ネクステージ - 日経IRフェア2014も参考にどうぞ。取り敢えず年明け早々の決算短信が直近の区切りになると思ってます。そこから判断しても遅くは無いでしょう。
6061 ユニバーサル園芸社は、地味ながらじわじわ評価されていますね。もう少し流動性が上がれば面白い事になるとは思うのですが、業績待ちでしょうか。PC DEPOTも評価される前はこんな感じでしたし。
2376 サイネックスは、正に神がかり的でした。このレポートが公開された数日後には初動がきましたもん。未だによく分かってません。提灯買いが付いたとも思えないんですよねえ。
6670 MCJは、12月相場の代表かもしれませんね。スティック型Windowsの販売で火が付いたかと思いました。あの燃え広がり方は凄かったです。やはり消費者や投資家は、新製品に飢えている状況なんだと思います。引き続き新製品には注目でしょう。
3183 ウイン・パートナーズは、東証一部上場で評価されましたね。鞍替え特需は、今も株価評価が高いので要チェックでしょう。前にも説明した通り、株主数を増やそうとしている銘柄には注目した方が宜しいかと。
こんな所でしょうか。
- http://www.daiwasbi.co.jp/products/search/fund/pdf/20141128_kogataSB37M.pdf
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