7323 アイペット損害保険
アイペット損害保険[7323] 5/9引け後の決算開示を受け、5/10終値で前日比515円安の3650円と大幅安となった、EPS19/3期183円→20/3期(予)62円のみに焦点を当てると、一見、無理からぬ反応と言える。しかし、次記理由から既ホルダーにとり狼狽売りは避けるべき局面ではなかろうか。短信等でも強調されて— 決算説明会 (@gantky1) 2019年5月12日
いるが、上場損保で唯一当社のみが適用となる初年度収支残方式では、保険を新規に獲得すると経費は計上するが、利益は保険期間で按分される為、成長していると費用先行になる(他社は発生主義に基づく未経過保険料方式で、費用と利益が対応)。また、当社は正味⽀払保険⾦/正味収⼊保険料である損害率が— 決算説明会 (@gantky1) 2019年5月12日
50%よりも低い為、法令により収入保険料に3.2%を乗じた金額を異常危険準備金として毎期積み立ていることも費用増の要因。更には、前期には前々期に生じた開発失敗に伴うシステム会社からの和解金170百万円を特益に計上したが、今期は反動減となる。なお、未経過保険料方式に基づく経常利益に(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2019年5月12日
アイペット損害保険(承前)異常危険準備金影響額を増減(現状では加算)した調整後経常利益は18/3期835百万円、19/3期929百万円、20/3期(予)1,043百万円と、順調な利益成長を示している。業界トップのアニコムHD(8715)の契約件数シェアは18/12末44%(12/末64%)に対し、2位の当社は同24%(同18%)と— 決算説明会 (@gantky1) 2019年5月12日
シェアアップして来ている。なお、アニコムの今9日発表の中計データに基づくと、保険料ベースでのシェアは、アニコム55%、当社21%、3位7%と、同社の方が保険金単価が高い為、件数ベースよりシェアが高くなっている。22/3期迄の当社中計のローリングも同時に公表されたが、改定前比、契約件数— 決算説明会 (@gantky1) 2019年5月12日
契約金額である経常収益を上方修正する一方、営業経費増を見込、調整後経常利益は引き下げている。成長が見込める業界環境であり、トップライン重視の方針は是とされよう。課題は経費率の引き下げと思われるが、基幹システムに拡張性がないとかの根源的な問題はなく拡張で5~10年は使えるとのこと。— 決算説明会 (@gantky1) 2019年5月12日
株価は1日で戻りましたな。
成長性の一つは動物病院の開拓でしょうね。6000病院というのはアニコムHDを研究した結果でしょう。
アニコムHDは。現状6000病院前後で開拓を止めています。理由を聞いたのですが、大体日本全体で1万件程度の動物病院があるらしいのですが、その内で活動していない病院や体の悪い病院を抜くと今の6000病院が限界とのことです。
アイペットはまだ開拓余地が残されているのでその分、アニコムより売上の伸びが期待できるでしょう。
まあでもアニコムが面白すぎてアイペットはあんま調査してないんよね。どう比べても多分、アニコムに投資するんだろうなという面持ちなのでテンションが上がんないんよ。
- IR情報 | ペット保険なら【アイペット損保】
IR本拠地。決算説明資料、中計あり。
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