3173 大阪工機
大阪工機 [3173]強みは、同業の上場大手が工具全般を扱う卸専業で海外進出をしていないのに対し、当社は超硬工具にほぼ特化し、大口先は合理化の提案営業による直販、中小に対しては卸と両部門を持っていること、また、日系の海外子会社も直販でフォローし、成長の源の一つとなっていること
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 27
@gantky1 である。また、他社が評価減回避の為に在庫削減を図っているのに対し、取扱い品目を増やし、競争力を高めている。いわば、成熟産業における勝ち組。16/3期は、国内の営業拠点拡充等により売上増、利益増、海外は利益増より売上増にウエイトを置いた方針。売上高計は昨対24%増
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 27
@gantky1 経常利益は同23%増と好調を見込む。主要需要先の自動車産業に陰りが出ない限りは、計画達成に懸念は少ないか。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 27
'12/03上場。
以前、IRフェアに出てきた時に話を聞いたんだけど、爺さん達に説教プレイを食らったのを思い出しました。IR担当と言うよりは営業の人が駆り出されたっぽくて、これはこれで面白い話が聞けるので面白いのです =)
商品の多さ、付き合っている中小企業の多さ、そして提案力をウリにしているようです。
一時期、業績が急拡大したのですが、これは同業他社の中小企業のM&Aに依るものでした。今後、徐々に萎んでいく製造業にあってこれらの中小企業の受け皿としてM&Aを活用していく事が多くなる事でしょう。そうなると昔から付き合いがある商社に引き受けて欲しいと思うのは人情でしょう。このような流れで成長するというのも面白いと思うのですよ。
PB製品として切削工具を製造しており、これらの利用率を増やすことで利益率を上げる事も可能性でしょう。
ネット販売に乗り出さないのか聞いたのですが、あまりやりたがりそうもなかったのも印象的でした。まあ私の担当が営業の人ってのもあるのでしょうけど、昔ながらの対面でしか信用は勝ち得ないという考えのようでした。
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纏めると、製造業、特に自動車産業には勢いがありますのでこれに付いていく流れで、しばらくは売上を伸ばせるでしょう。M&Aで大きく成長する余地も残っています。
優待もありますし、東証一部への鞍替えも狙ってることかと思います =)。しばらくは優待廃止は無いんじゃないでしょうかね =)。
1883 前田道路
前田道路 [1883]公共投資の予算が、防災、減災でトンネル、橋梁工事に優先配分され、昨年の9月以降、アスファルト合材の出荷は落ちている。現状維持は衰退との認識から、民間工事に注力して、06/3期は昨対増収増益の計画。東京オリンピック関連の舗装工事は開催の2年前の18年頃から
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 22
@gantky1 活発になるのではないか。道路舗装はお化粧に当たり、建設よりは後に需要が出てくるからである。東京都江東区のバイオマス発電施設は不振のために今期に取り壊し、跡地を利用してアスファルト粉砕施設の受入数量を年30万トン→50万トン、コンクリート粉砕施設のそれを
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 22
@gantky1 20万トン→50万トンに増強し、今後の需要増に対応する。常温施工型流動性アスファルト混合物など種々の新製品を開発している。高速道路での東日本大震災復旧工事での(業界ぐるみの)談合の件は公取調査に協力中との事。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 22
道路舗装関連銘柄の特徴は、顧客が官公庁であることが多いこと、財務リッチであること、配当性向が少ないこと、主要株主に大企業が付いていることあたりでしょうか。このセクターは、万年バリュー銘柄として低PER、低PBRで放置されがちだったのですが最近、循環物色が始まったようで徐々に株価を上げてきています。
原油安だった時に原料安が期待できそうなので検討してみたのですが、受注状況が芳しくなかったのでスルーしました。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
安定成長っすなあ。ここ数年は公共工事が好調なようで、順調に現金がブタ積みされてますね。これで配当性向が2割台とか怒られますよ。
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纏めると、事業環境は悪くないものの、株主への態度があまり宜しくなく万年バリュー銘柄であることは変わらない気がします。
保有現金の使い道を株主還元に向けるか、同業他社のM&Aに使うかすれば面白い展開が期待できそうですけど、どうもこのセクターは成長性に対してネガティブな印象があり、細く長く生き残ることが最重要視されている気がしないでもないです。
2915 ケンコーマヨネーズ
ケンコーマヨネーズは、マヨネーズを製造販売している企業です。マヨネーズは圧倒的トップの2809 キユーピーに続いて2位。四季報の同業他社に2809 キユーピー、2816 ダイショー、2802 味の素。
ケンコーマヨネーズ [2915]「サラダNo.1企業のポジションを確立」を標榜しているように、売上高構成比率でサラダ・惣菜類はトップの45%、以下、マヨネーズ・ドレッシング類28%、厚焼、錦糸、スプレッド等のタマゴ類25%。中ではタマゴ類の前期の売上高成長率が11%とサラダ等の
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 21
@gantky1 6%、マヨネーズ等の2%減に比べて高い。業績は好調。16/3期の営業利益は昨対1.6%増と低いが、保守的な会社で利益予想も慎重との事。中期経営計画2015-17では、最終年度の売上高750億円、経常利益38億円(15/3期28億円)を見込むが、14年度終了の
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 21
@gantky1 前中期経営計画も目標を達成していることから、実現性は高いか。前期に単月黒字化したインドネシアの合弁会社のハラール関連での成長にも注目。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 5月 21
ハラールは、イスラム法で許されている食材や料理です。ハラール認証はハラールに適合した商品であることの認証です。が、特にどこかの組織が中心になって実施しているという訳ではなさそうです。
インバウンド需要の中にハラールも重要になってくるんじゃないでしょうか。
決算説明会資料の中計を見つつ書いているのですが、海外展開を成長の軸に置いているのはポイント高いですね。日本の食文化が海外で認められて、インバウンド要因や少子高齢化による中食需要が増えるというのはキーポイントかもしれません。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
安定してますね。
2014年に固定資産が増えているようですが大きな設備投資を行ったのでしょうか。食品業全般っぽいですけど、借金が殆どありません。成熟期に入っている証左だとは思うのですが、再成長を考えるならもう少し負債を増やしても悪くない気はします。成長の余地が少なく、キャッシュカウとして生き長らえるつもりなら現状の配当性向20%は低すぎる水準でしょう。
経営としては決してほめられたものではないでしょう。MBOをお勧めしたい。
折角なんでキユーピーとの比較をしてみましょう。
2014年に固定資産が増えているようですが大きな設備投資を行ったのでしょうか。食品業全般っぽいですけど、借金が殆どありません。成熟期に入っている証左だとは思うのですが、再成長を考えるならもう少し負債を増やしても悪くない気はします。成長の余地が少なく、キャッシュカウとして生き長らえるつもりなら現状の配当性向20%は低すぎる水準でしょう。
経営としては決してほめられたものではないでしょう。MBOをお勧めしたい。
折角なんでキユーピーとの比較をしてみましょう。
売上、利益共に安定はしているものの成長性は低いといって問題ないでしょう。
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纏めると、海外展開には期待できそうですが直近の配当性向が納得いかないですかね。優待と絡めれば悪くない還元率になるのかもしれませんが、これでは海外投資家の物色にはなりにくいでしょうね。
ビミョー。
纏めると、海外展開には期待できそうですが直近の配当性向が納得いかないですかね。優待と絡めれば悪くない還元率になるのかもしれませんが、これでは海外投資家の物色にはなりにくいでしょうね。
ビミョー。
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