プライバシーの温度差
プライバシーでホリエモンが「俺には知られて困るプライバシーなんかない」と言って山ほど反論食らったのを思い出した。
人によって守ってほしいプライバシーってのは異なってる訳でして、場合によっては生まれ育ちで差別されたり、電話番号や勤務先に嫌がらせする底辺も一定数いる訳ですよ。そんな人達にとってはプライバシーは保護してもらいたい所ですし、一度漏れると回収する事が困難なネット社会に於いては特にコンサバに見て欲しい訳ですわ。
強者の都合で弱者に都合を押し付けるのは近代社会ではあり得ないですよ?
「ARMは後だしじゃんけんの方が強い」
元ネタのリンク先を失念。
昔からARMを製造していた企業は、新しいコアの組み入れが遅れる傾向が強く、新規参入してきた中国の半導体企業の方が、最新のARMコアを採用しやすく、コストもパフォーマンスも後発組の方が優れている、という話。
これってARM以外にもあることで。
新興国と比べ日本の携帯電話の普及率はかなり高いのですが、スマホの普及率となるとずっと低くなる。今までガラケーを使ってきて満足している層の買い替えが進まないので、新興国と比べ新しい技術を受け入れるのがずっと遅くなる。新興国はガラケーをすっ飛ばしてスマホしかないんですよ。そんなこんなで地域全体で新しい技術の取り組みが遅れる、と。
いつの間にか技術底辺国になってるとかありそうでムネアツですな =)。
IoT時代の投資先
IoT(Internet of Things)、何でもネットに繋がる方向性がありまして多分、その方向にダラダラと向かうんじゃないかなとは思ってるんですよ。何故ダラダラかと言うと、ハードウェア側の対応が必要不可欠でして、ハード側の人達がソフト寄りになるよりはソフトの連中がハード側に攻め込んで、ハード側の仕事を減らす方向になるんじゃまいか、と考えている訳でして、ソフトはハードのオマケ扱いしていた連中は息してるんですかね?
m9(^Д^)
3Dプリンタもあって、安全性が強く問われる分野以外は、ハードに特化した案件がドンドン減っていく傾向が強いとは思ってますよええ。
で、本題なんですけど、投資をするならどの方向が宜しいかと言うと、日本産業の特長からするとセンサーが強いかと思うんですよ。センサーというのは、例えば温度やら湿度やら気圧やらを計測する時に使う半導体でして、高い技術力が必要とされる分野です。地味に精度を上げるのは如何にも日本人が得意とする分野でして、短期に利益を上げようとする欧米では育たない産業でしょう。
モノとを結ぶ近距離通信の勝ち組はBluetooth(BLE)と見ています。近距離通信で有望とされているのは、Bluetooth、NFC、Zigbee。
Zigbeeは組込系用途でしか使われないでしょう。仕様が非公開なのが多く、米国のIT企業が嫌う傾向があります。NFCは、Androidが先行し、ようやくiPhoneでの採用が始まったのですが、他の開発者に使わせるつもりがないらしく、自分たちのサービスであるApple Payのみの用途にしか使えないのでIoT向きとは言えないでしょう。となるとAndroidでもiPhoneでも採用されているBLEが勝ち残るという事になります。Bluetoothの欠点であるProfileの不自由さがBLEでは改善されているのも地味に良い所です。
そんなこんなで銘柄を上げていこうかと思ったけど面倒臭くなったので、気が向いたらね =)。
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後、AppleのHomeKitがどこまで仕上げてくるのかも気になってる。
6/8のWWDCに注目ですね =)。
あの企業の体質からしてみて仕様は殆ど非公開にしてくるだろうから、そうなるとGoogleのBrilloが俄然有利になってくると思うのよ。サードパーティーからしてみても、Androidで培った経験値が活かせるというのが大きいしね。
日本人の感性からすると非公開の方がセキュリティ的に優れていると考えがちだけど、長い目で見たら仕様公開して揉まれた方が有利にだからね?「秘伝のタレ」に価値を見出すのはラーメンだけにしなさいってこった。
つか結局の所、UPnPの再開発ですよねこれ。
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