4681 リゾートトラスト
今週は、日本における会員制リゾートクラブ市場の先駆者「リゾートトラスト」をご紹介します。同社の主力事業である会員権事業は、全国23施設を展開する『エクシブ』ブランドのリゾートホテルを中心としています。『エクシブ』はホテルの1室を14人の会員が保有し、年間26泊を分け合うタイムシェアリングシステムや、利用日を同じ施設内の会員間だけでなく他の施設の会員とも交換できるエクスチェンジシステムを導入するなど独自の運営システムにより約16万人の会員を擁し、国内会員制リゾートクラブ市場でシェア70%以上、23年連続でトップという圧倒的な存在となっています。
会員権事業はリゾートホテルにとどまらず、会員一人ひとりの健康をサポートするメディカル事業にも発展しています。同社の『グランドハイメディック倶楽部』は、最新鋭の検査機器と経験豊かな医師による検診サービス、抗加齢(アンチエイジング)サポート、先進がん治療サポート、医療や健康に関する各種相談に看護師資格保有者が応じるサービスなど、会員制ならではの医療サービスを提供しています。予防医学の可能性を追求し、世界に先駆けてPET(陽電子放出断層撮影法)による検診システムを作り上げた『ハイメディック山中湖』のほか、東京・大阪の3カ所でも提供されるメディカル事業は、旺盛な需要に応えるため、新たに京都や名古屋にも拠点が開設される予定です。
さらに、会員から要望の多かった海外リゾート進出の第一弾として、2014年10月にはハワイの老舗ホテル『ザ・カハラ・ホテル&リゾート』を買収。加えて、都市型会員制リゾートとして高い支持を得ている『東京ベイコート倶楽部』の関西版として、『芦屋ベイコート倶楽部』の会員権を2015年6月から販売開始するなど、引き続き積極的な事業展開を図っています。
詳しくないので紹介だけ。苦手なんですよねこのセクター。
- http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20151106.pdf
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