4775 総合メディカル
総合メディカル [4775]16/3期上期営業利益は計画比36%増と好調。その要因の半分は薬局部門の上振れで、技術料単価を低く見すぎていた事とC型肝炎の新薬の貢献が想定超。残り半分は販管費で6月に買収した薬局の暖簾償却期間が予測より長くなり期間当たり負担が軽減された為。通期予想を
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 29
@gantky1 変更しなかったのは(修正の)見積が未了の為で、下期に減益要因がある訳ではない。上期の増益要因で下期での寄与度が不透明なのはC型肝炎新薬の分、また、技術料単価は下期の方が高く計画に織り込んでおり、上期ほどの寄与にならない。前期増益分+下期も計画比で上積みは可能で、
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 29
@gantky1 通期もいずれ増額修正すると推測。医療支援部門に計上される物販売上高は31億円減だが、利益重視の方針のもと計画通り。当社の調剤薬局の内、病院の応需が25%、75%がクリニックで、門前薬局中、他薬局と競合しているは2~3%に過ぎないとの事。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 29
総合メディカルは、投資を始めてから随分経ちます。
彼らのDtoDってのがお気に入りでね。沿革をみれば分かるのですが、最初はお医者さんの開業支援で立ち上がった企業でして、お医者さんの需要でいつの間にかテレビのレンタル事業を始めたりして、その延長上に調剤薬局の展開があって、それがヒットしたという形になりましょうか。お医者さんの需要ありきで事業を展開していまして、売上の3/4を占める調剤薬局の状況が悪くなったとしても、次なるビジネスを拾ってこれるんじゃないかなあ、と思っていたりします。
で、調剤薬局の経営環境の見通しはあまりよろしくありません。
消費増税によって利益が削れています。どいうことかというと、お薬は内税消費税を徴収できないので消費増税分の価格転嫁ができないのですが、調剤以外で他に発生するコストには消費増税のために増えてしまい、それが利益を圧迫しています。
その分、薬価を上げてくれればいいのですが、薬価改定ではそんなことを織り込んでくれることもなく、単価が落ちるばかり。消費増税で売上そのままでもコスト増で、個々の経営努力も結びつきにくい状況なんですな。
で今後、どうします?みたいな雑談をこの前のIRフェアでしてきたわけです =)
彼らのDtoDってのがお気に入りでね。沿革をみれば分かるのですが、最初はお医者さんの開業支援で立ち上がった企業でして、お医者さんの需要でいつの間にかテレビのレンタル事業を始めたりして、その延長上に調剤薬局の展開があって、それがヒットしたという形になりましょうか。お医者さんの需要ありきで事業を展開していまして、売上の3/4を占める調剤薬局の状況が悪くなったとしても、次なるビジネスを拾ってこれるんじゃないかなあ、と思っていたりします。
で、調剤薬局の経営環境の見通しはあまりよろしくありません。
消費増税によって利益が削れています。どいうことかというと、お薬は
その分、薬価を上げてくれればいいのですが、薬価改定ではそんなことを織り込んでくれることもなく、単価が落ちるばかり。消費増税で売上そのままでもコスト増で、個々の経営努力も結びつきにくい状況なんですな。
で今後、どうします?みたいな雑談をこの前のIRフェアでしてきたわけです =)
各社とも危機意識は持っているようで何よりでした。
調剤薬局は規模の経済性が通用する事業です。
調剤薬局では一定の薬を常時持っている必要があり、これが在庫になります。規模が大きくなるとこの在庫管理で融通が効きますので在庫数を減らすことが出来ます。また、IT化への設備投資を減らすこともメリットがあるでしょう。100店でも200店でもIT投資額は大して変わりませんからね。いずれマイナンバーでの投資が必要になるとみているので、更にコストが増すわけです。小規模で経営するのはとても難しくなっているのです。
そこで期待しているひとつに、同業他社のM&Aというのがあります。総合メディカルは地方の調剤薬局を積極的に吸収していおり、そこそこのシナジーはあるのではないかと見ています。ただどうやっても調剤薬局の状況が好転するとは思えませんので、経営のブルーオーシャンはほぼ残されていないのではないかと見ています。そろそろバッティングする状況でしょう。
次の成長の柱がもう一本増えると、安心できるんですけど、どうなんでしょうね。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
10年で総資産が倍になりましたね。売上も倍になっていますので無闇に太った印象はありません。本来なら在庫回転率くらい調べろって話ですけど、いいんです、ここは。無形固定資産がかなり増えていますが、これは同業他社を買収した時ののれん代です。積極的に買収に行っているというよりは、危機意識からM&Aが決まることが多いようです。
続いてFCF。
安定的にキャッシュを稼いでいるのが分かるかと思います。
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纏めると、調剤薬局はやや飽和し始めた感が出始めてますが、後残り4割程度のパイは残ってますので後数年は、強くバッティングすることは少ないかと思われます。その間に新しい経営の柱が出てくれることを期待しています。
いい銘柄ですよ、今は1単元しか持ってませんけど =)
続いてFCF。
安定的にキャッシュを稼いでいるのが分かるかと思います。
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纏めると、調剤薬局はやや飽和し始めた感が出始めてますが、後残り4割程度のパイは残ってますので後数年は、強くバッティングすることは少ないかと思われます。その間に新しい経営の柱が出てくれることを期待しています。
いい銘柄ですよ、今は1単元しか持ってませんけど =)
3688 VOYAGE GROUP
VOYAGE GROUP [3688]業界環境の変化が激しいことを理由に、今16年9月期からレンジ形式での予想に切り替え。昨対4.3~15.6%の増収、▲10.6~7.2%の営業(減)増益が予想値。減益の可能性が提示されたことで株価は急落。レンジ設定は保守的でも背伸びしたもので
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 28
@gantky1 もなく、ど真ん中で、実績値がこの範囲内に収まるようにしたとの事。暖簾償却が1.2億円、先行投資期との位置づけで、40名程度の人員の純増を見込むのが経費面での負担。アドテクではワンストップ型の総合ソリューションが提案出来るのが当社の強みだが、競争環境は激化している
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 28
@gantky1 との事。SSP配信インプレッション数も伸び悩み。当社を見て感じるのは、同じネット業界でもパイプドHD(3919)のように人員増がタイムラグはあるにしろストレートに売上、利益増につながると ころは、相対的に業績が読みやすいことだ。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 10月 28
株主質問で株主優待について質問したのはアチキですよ。
優待には賛否両論あることは知っていますし、私自身、優待目当ての投資は良質ではないことは分かっているのですが、この企業に足りないのは事業内容を多くの人に知ってもらうことかなと思い、事業に関係した優待を付けてみたらどうかと質問しました。ポイントサイトを運営してましたからね。その後、優待を付けると発表したのは御存知の通り。
人員増がそのまま売上増に繋がるかどうかはビミョーな気がします。iPhoneの広告カット機能の人気をみると、多くの消費者は広告を嫌っている状況でして、このような状況で従来型のネット広告が受け入れられるのだろうか、という疑問があります。競合相手もそれなりにありますしね。
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纏めると、今期の業績予想にもある通り、年々競争が激化していく状況になるのはしかたのないところかと思われます。私としてはアドネットワークよりはコンシューマー事業から派生したネットビジネスを伸ばすことで安定した収益を確保する経営を期待したいところなのですが、やはり良くも悪くもサイバーエージェントの社風を強く持っている企業のように感じています。
投資有価証券の大半を占めている3675 クロス・マーケティンググループは、強めな中期経営計画をだしていて結構期待していたりするのですよ。株価が上がれば無駄に企業価値が上がりそうです =)。
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