2483 翻訳センター
翻訳センターは、翻訳サービスを提供する企業です。四季報の同業他社にクレステック[7812]、ロゼッタ[6182]、シイエム・シイ[2185]。
去年、ゴリゴリ書いたので参考にどうぞ。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
現金が詰まってますな。株主資本の伸びもいい感じ。
続いてFCF。
設備投資する必要がないので投資CFは少なめだ。営業CFも安定したものなので、そりゃおカネも貯まろうってもんです。
この現金で配当性向が20%というのはどうなんだろう。積極的にM&Aをするとしても持ちすぎだろう。基本的には労働集約型ですので人材確保がキモになるはずなんだけど、この人材不足の中、どうやって取り込んでるんだろうか。気になります。
次に中期経営計画。
高い成長性、というわけではないが確実に積み上げていく感じがいいね。
翻訳センター[2483] 翻訳、通訳の市場規模は3千億円弱、18/3期売上高100億円(除くコンベンション外)と他社比頭抜けた規模の当社のシェアは僅か3.3か%であり、小規模の企業がひしめいているのが業界の特徴。上場会社ではロゼッタ(6182)があるが、18/2期のソフト販売を含む総売上高は20億円に過ぎない。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月5日
当社は、技術的専門性を要する特許、医薬に強い(2分野計で翻訳部門売上高の6割)。18/3期が最終年度の3ヶ年の中計で、M&Aの寄与もあってか、営業利益の年平均成長率(CAGR)16.8%、18/3期ROEは15.2%と、成熟産業との業界イメージと裏腹に印象的な実績を上げている。21/3期が最終年度の新中計のCAGRは— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月5日
売上高で8.6%、営業利益は17.5%。後者の伸びが大きいのは業務プロセスの標準化・自動化、また、機械翻訳(NMT)併用による生産性向上を考慮。この併用により1/3~2/3に作業時間の短縮が可能。NMT単独の使用は社内文書、メール用等で、特許関連文書、マニュアル等の間違いのあっては困るものは(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月5日
翻訳センター(承前)プロが介在した翻訳との棲み分けは今後も不変。中計にM&Aは考慮外。また、翻訳単価横這いを見込む。当社は、1対1対応(NMTの精度向上には重要)の翻訳文例を圧倒的に多く持っている優位性があり、NMTの先行者メリットは、長期は別にして、維持されるとの見解。しかし、上記ロゼッタ— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月5日
は19/2期を同社の機械翻訳ソフト販売が急速な成長期に入ったと位置づけており、雑多な競合相手の大幅な生産性向上→単価引き下げ競争をきたす要因にならないか、注視していく必要はあろう。M&Aで取得したコンベンション事業は、17/3期売上高11億円、18/3期同5億円と変動が大きいのは気になる点。売上高— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月5日
が20~30億円にならないと安定化せず、規模拡大に注力と。業界トップの日本コンベンションサービスは同130億円と格差は大きいが、財務省の入札有資格4社には入っており、志摩サミットも受注。なお、ベストセラーの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』にAI・機械翻訳の限界の明解な解説あり。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月5日
去年、ゴリゴリ書いたので参考にどうぞ。
- 2483 翻訳センター - '17/05の「担当ファンドマネージャーの見方」
苦瓜さんのレポート。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
現金が詰まってますな。株主資本の伸びもいい感じ。
続いてFCF。
設備投資する必要がないので投資CFは少なめだ。営業CFも安定したものなので、そりゃおカネも貯まろうってもんです。
この現金で配当性向が20%というのはどうなんだろう。積極的にM&Aをするとしても持ちすぎだろう。基本的には労働集約型ですので人材確保がキモになるはずなんだけど、この人材不足の中、どうやって取り込んでるんだろうか。気になります。
次に中期経営計画。
高い成長性、というわけではないが確実に積み上げていく感じがいいね。
- IR情報 | 翻訳会社 株式会社翻訳センター
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