2685 アダストリア
アダストリア[2685] 説明会動画は次記アドレスから聴視可。https://t.co/BJAAsfDQBz 以下、主にQ&Aより。19/2期上期の不振の主要因は、それ迄の売上高拡大指向から抜けきれず、閑散期生産量が多すぎて、ニーズ対応にずれが生じ、結果として、在庫過多による値引き販売を余儀なくされた事、— 決算説明会 (@gantky1) 2019年4月13日
また、海外不採算店整理の影響。同下期より急回復したが、期中生産、QR(クイックレスポンス)発注の比率を高め、適正量、適正価格での販売に注力したことも大きい。閑散期生産は、高品質での作り込みが可能、かつ、低コストというメリットはあるが、(流行への柔軟な対応のため)従前の60%超から— 決算説明会 (@gantky1) 2019年4月13日
45%~50%に下げていく。上海での600坪の大型旗艦店ニコアンド(同ブランドでは中国初進出)の開業費のため、海外部門の今期は若干の赤字を見込む(海外は中国本土で30店舗以上の閉鎖等の減損後、再展開を図るが、この成否が中長期的な成長性を決めると思われ、要注視事項)。— 決算説明会 (@gantky1) 2019年4月13日
海外では、アパレルに留まらず、地元企業と提携し、その地域にないユニークな商品の展開をはかる。国内では、まだ、オムニチャネルが少なく優位性があるので、引き続き注力していく。— 決算説明会 (@gantky1) 2019年4月13日
決算動画では「福袋」を止めたことが功を奏したとしてました。ブランド維持を考えれば当然の対応かと思われます。閑散期生産によるコスト削減よりも即納体制を強めるのはいい傾向かと。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
ここ5~6年は成長した感じは受けませんね。その他資産はてっきりのれん代かと思ってたんですが大半は「敷金及び保証金」でした。
スクリーニング方法については【会社四季報】 会社四季報で確認する在庫回転率を参照。ただし今回は単独決算の銘柄があったので、連結用と単独用の2つのスクリーニングを用意しています。このあたりが会社四季報CD-ROMの面倒くさいところよね。
一般的にアパレル業は、流行り廃れが早いので在庫が不良在庫になりやすい業種です。なので、極力在庫を持たない経営をし、在庫になったら速やかにディスカウントを行い処分します。しまむら、アダストリア、パルGHDはそれを意識した経営かと思われます。
ハニーズ、マックハウス、ユナイテッドアローズの在庫回転率の高さはよく分かりません。特にハローズの扱っている商品はヤング向けなのでもっと回転率が高くていいはず。在庫の持ち方に疑問が残ります。
タビオの在庫回転率の高さは製造を国内でやっている強みかと思われます。靴下がメインですので製造日数も短いことが予想できます。
青山商事やアオキは、アパレルとはいえ紳士服ですので流行り廃れがありません。長期で在庫として持っていても不良在庫にはならないのでしょう。なので他のアパレル業より収益性が高く、在庫処分が少ない業態と言えます。
ワークマンもアパレルとはいえ作業着。流行り廃れがないので在庫リスクは少ないのですが、在庫回転率は早いように感じます。経営が上手いのかもしれません。
- IR情報 | 株式会社アダストリア
IR本拠地。決算説明資料、動画、中計、月次あり。
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