2015年6月7日日曜日

2222 寿スピリッツ、9619 イチネンHD、7551 ウェッズ - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

2222 寿スピリッツ


寿スピリッツは、お土産屋さんに置かれているお菓子を製造している企業です。四季報の同業他社に2204 中村屋2217 モロゾフ2209 井村屋グループ






寿スピリッツは前回の継続になります。


ブツは間違いないと思うんですが、インバウンド向けの販路が少ないというのが課題かもしれませんね。流石にSAでは外国人需要は増えそうもないですし。

既存のラオックスやらドン・キホーテよりは、例えば立地の良い紳士服チェーン店や家電量販店あたりに活路を見出すとかあれば面白いと思うんだけどねえ。最近、どこのお店でもインバウンド需要を狙った香水やらヘンテコTシャツとか販売しているし、そこに日持ちが良さそうな菓子があっても不自然では、、、いや不自然だなw


9619 イチネンHD


イチネンHDは、自動車リースを行っている企業です。四季報の同業他社に8425 興銀リース8566 リコーリース8591 オリックス。リース業はどこも低PERっすなあorz。





イチネンHDは、IRフェアに積極的に参加している企業なのですが正直、あまりお話を聞いていません。ポートフォリオが広く、シナジーがあるのか不明な事業があって判断しにくいのと、他のリース会社と比べると規模が小さく各付けもBBB-と高い方ではないのが気になっています。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


売上成長著しい割に、B/Sには大きな変化が見られませんね。ビジネス環境が良くなったのか、経営効率が向上したのか、そのどちらもか。

ウェッズと同じくその他流動資産が大きめなのですが、これは「リース投資資産」でした。流動資産に組み入られるのですからある程度の流動性を持っている訳で、何らかの金融商品なのかもしれません。まあ金融業なのでその辺のリスク管理は大丈夫でしょう、多分。

その他資産の中身は「投資有価証券」でした。地味に嫌ですね。

続いてキャッシュフローをみてみましょう。


まずこの銘柄は金融業に近い事を考慮する必要があります。

営業CFがマイナスなのが多い要因は「賃貸資産の増加」でした。不動産流動化と同じノリですね。この銘柄の主力は自動車リースで、貸し出すための自動車を手元に増やす必要があります。自動車を購入すると、製造業の場合は投資CFにカウントされるのですが、金融の場合は売買自体が営業になりますから営業CFにカウントされます。

と言う事で、タマ(自動車)を増やすと営業CFがマイナスになります。

事業成長をするつもりがあるのなら自動車は買い続けなければなりません。自動車も劣化しますからね。少し前まで自動車ローンはかなり優遇されてましたので、経営判断として自動車購入はアリでしょう。

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纏めると、やっぱり判断が付きにくいです。リース業全般の成長性は、疑問には思っていないのですが今の所、株価の反応は宜しくないですよね。

金融では資本を持っている側が圧倒的に強い傾向があるので、中小のリース業よりは大企業の方が有利なんじゃないかとも思っています。つか、ぶっちゃけリトルオリックスですよね。

自己資本率もギリですし、今以上の成長性を考えてるなら増資も検討していておかしくないとは思うのですがどうでしょうね。仮に増資をするのなら、増資後の傷む予定の株価には興味があります =)。


7551 ウェッズ


ウェッズは自動車部品の専門商社です。四季報の同業他社に7219 HKS7605 フジ・コーポ2666 オートウェーブ





この銘柄もバリュー投資家好みとして時折出てきますね。700円台だった時は私も気にしていたのですが、フジコーポに資金を向けていたこともあってそこまで業種に集中させるのもどうかと思ってスルーしていたら1000円台まで一気に上がっていきましたよね。あれは興奮しましたよ、持っていませんけど =)。

IRページをみても仕事内容が分かりにくいのもアレです。こいう場合は、求人情報を漁るのがコツです。


株式会社ウェッズ 新卒採用|リクナビ2016より。分かりやすい =)。

IRページもこれくらい充実してくれれば個人投資家も付きやすいと思うんだけどねえ。

いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。


2013年度あたりから覚醒し始めてますね。沿革をみるとM&Aや新規事業を積極的に行ってるのがみてとれます。

その他流動資産の増加が気になりますね。決算短信で確認したのです「デリバティブ債権」がここ数年で膨れているようです。株主資本の増加と共にこのデリバティブ債権が増加しているので警戒した方がいいかもしれません。有報によると以下の通り。

デリバティブ取引は、外貨建ての営業債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ目的とした先物為替予約取引であります。

為替予約以外はやっていないようです。とはいえちょっとヘッジし過ぎではないでしょうか。円安局面ですと多分、有利に働く契約だとは思うのですが、これが利益の源泉であるとするなら実力値はやや減らしてみた方が良さそうです。

デリバティブ取引の失敗例としては、7581 サイゼリヤが衝撃的でした。事業は健全に伸ばしているのにデリバティブ取引の失敗だけでその年の利益を吹っ飛ばしてしまいましたからね。従業員のテンションも下がる事件だったんじゃないでしょうか。契約の失敗で全部金融の連中におカネを持っていかれるんですから。


取引の安全性についてはどうなんでしょうか。何故その説明が少ないんでしょうか。金融リスクを過小評価しているのなら危険な兆候がみて取れます。

その他資産の「投資有価証券」の増加も気になりますね。何に投資をしたのかな。有報によると以下の通り。

投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

取引企業で上場企業っぽいですね。今時、持合株とか流行らないので解消されたし。

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纏めると、高成長が金融によるものであるとするなら警戒した方がいいかもしれません。

後、シナジーがなさそうな老人ホームは早めに手放した方がヨサゲかと。時代の変化に付いていけなくなる事になるかもしれませんし、シナジーが少ないと人材の流動性が損なわれます。昨日営業をしていた人が老人ホームで働けるか、というと疑問が多いですよね。

ビミョー。

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