7821 前田工繊
前田工繊 [7821] M&Aにより業容を拡大してきて、M&Aした事業の売上高構成比率は45%を占める。2013年に取得した自動車ホイールメーカーである現BBSジャパンは営業利益の3割を占めているが、鍛造ホイールメーカーとして圧倒的なブランド力があり、製品価格を当社100とすると
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 11月 12
@gantky1 他社が80。来期も2割の売上増の見込と当社にとっての成長ドライバー。M&Aでは、独自のノウハウを有する企業が対象で、工場が乱雑でトイレが汚い会社が収益の改善余地が大きく狙い目だそうだ。海外展開では、土木資材製造のベトナム現法も黒字化し第2工場を増設中。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 11月 12
@gantky1 16/9期の営業利益は昨対10.5%増の計画だが、控えめな数字との事。今期売上高300億円弱、営業利益38億円から5年後には各々500億円、75億円を目指す計画。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 11月 12
この銘柄は以前、取り上げています。
2Q決算直後は株価に変動は見られなかったのですが、岩井コスモ証券のレーティングで大きく株価を上げています。2Q決算説明会の内容を吟味したうえでのレーティングでしょう。決算説明会さんのツイート後でも十分、間に合ったんやで =)
特徴は以下のとおり。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
素晴らしい株主資本の伸びですな。やや現金を持て余している感はありますけど。
流動負債は買掛金の他は殆どが引当金ですし、固定負債はお付き合い程度の15億円。現金は91億円程あるので実質無借金といって問題無いでしょう。今後、巨額のM&Aを仕掛けるための負債を検討する必要を考慮しているのかもしれません。銀行との付き合いは重要ですお。
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纏めると、寡占化による安定した収益力と群を抜いた企画力による、安定した収入を期待するのなら悪くない銘柄かと思われます。
優待のQUOカードと手厚い配当金あたりはNISA向きでしょう。
後、優待の自社製品がですね、実にアレでして、今使ってるUSB HUB+メモリカードリーダーというアレな周辺機器を2000円相当の自社製品と言われましても実にビミョーでして (^^;。自社製品の優待を貰ってビミョーな感じになるあたりは7818 トランザクションを彷彿とさせる訳でして、ねぇ?
2Q決算直後は株価に変動は見られなかったのですが、岩井コスモ証券のレーティングで大きく株価を上げています。2Q決算説明会の内容を吟味したうえでのレーティングでしょう。決算説明会さんのツイート後でも十分、間に合ったんやで =)
6750 エレコム
エレコム [6750] PC周辺機器という業種から、成長性に欠けると思い込んで調べていなかったが、製品毎のシェアアップによる売上増は出来るようだ。また、M&Aも巧みで、エンベデッド(組込)技術を有した会社を買収したが収益も好調で、50億円の売上高を3年後には倍増させる計画。社長の
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 11月 11
@gantky1 仕事の3割はM&Aの検討との事だが、実績からしてM&Aによる成長も可能と思われる。当社webサイトのIRライブラリーからシェアードリサーチの企業分析レポートにアクセス出来るが、包括的に分析した良いレポートで、当社の詳細はそれを参照されたい。今6月に発行済み株式数
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 11月 11
@gantky1 の11%強を58億円で取得、7月に消却、9末には株式を2分割したが、優待基準は据置と株主に手厚い。総合利回りは高めで、かつ、利益成長も期待出来るので、未保有の優待派にとって押し目買い検討の価値はありそうだ。
— 決算説明会 (@gantky1) 2015, 11月 11
特徴は以下のとおり。
- 周辺機器メーカーの寡占化
家電量販店で見てもらえればわかると思うのですが、PC周辺機器を取り扱っている企業は、意外と少ないと思っています。
例えばUSB HDDですと、メルコHDブランドのバッファローとエレコムブランドのラジー(LaCie)、I-O DATAあたりが有名でしょう。最近ではWDやトランセントのHDDも参入していますが、昔ほど競合揃いということもなく業界の寡占化が進んでいます。スマホのケースをみると、真っ先に商品を出してくるのはエレコムとバッファローと後数社程度でして、この分野もほぼ寡占化していると言っていいでしょう。
加賀電子(TAXAN)、関東電子(ロジテック、エレコムに買収)、ティアック等、PC周辺機器の過当競争から撤退した企業は多いです。参入障壁は低いはずなのですが、日本の商社を介して入り込むほどの規模の企業は少ない、という状況でしょうか。成熟期に近いので新たな新規参入は難しいのではないかと思ってます。 - 営業力の強さ
是非、家電量販店を見てください。エレコムは素晴らしい位置取りをしています =)。地道な営業力の賜物でしょう。 - 商品の企画力の強さ
マウス・キーボード、スマホ関連のガジェットでは無類の強さというか、ミョーな商品を送り込んできまして、この銘柄の強みとして考えています。海外で流行っている自撮り棒をいち早く自社製品として市場に送り込んでいるのはエレコムくらいでしょう =)。 - 積極的なM&A
ロジテックやフランスメーカーのラジーブランド等もM&Aで入手したものです。ハギワラソリューションズはSDカードでシェアを持っていましたっけ。I-O DATAやメルコHDでM&Aという話は聞きません。寡占化が進むこの業界で上手いことブランドを活かしている印象があります。 - ビミョーな海外展開
数年前から積極的に取り組んで入るものの、あまり大きな成果は得られていない印象です。特にアジアは海千山千のメーカー揃いですので勝ち残るのは難しいのではないかと思っています。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
素晴らしい株主資本の伸びですな。やや現金を持て余している感はありますけど。
流動負債は買掛金の他は殆どが引当金ですし、固定負債はお付き合い程度の15億円。現金は91億円程あるので実質無借金といって問題無いでしょう。今後、巨額のM&Aを仕掛けるための負債を検討する必要を考慮しているのかもしれません。銀行との付き合いは重要ですお。
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纏めると、寡占化による安定した収益力と群を抜いた企画力による、安定した収入を期待するのなら悪くない銘柄かと思われます。
優待のQUOカードと手厚い配当金あたりはNISA向きでしょう。
後、優待の自社製品がですね、実にアレでして、今使ってるUSB HUB+メモリカードリーダーというアレな周辺機器を2000円相当の自社製品と言われましても実にビミョーでして (^^;。自社製品の優待を貰ってビミョーな感じになるあたりは7818 トランザクションを彷彿とさせる訳でして、ねぇ?
後、スマホのガジェットで勢いのあるANKER社と提携を組んだら面白いと思うんだよね。実店舗の販売網を持っていないANKERと営業力の強いエレコムが組んだら、業界シェアを覆すだけの威力はあるんじゃないかなあ。ANKER社の企画力とデザイン力は真似できないですよ。
いやどうでもいい話なんだけどさ。
- Elecom (6750)シェアードリサーチ
決算説明会さん絶賛のレポート。
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