2013年11月10日日曜日

【新米ニート日誌】 ビジネスから見た今北産業おとぎ話

伽じゃあぁぁ、伽の用意をせいぃぃ、ということで3行でおとぎ話を纏めてみる。

一般的な捉え方で桃太郎を3行で纏めるとこんな感じだろうか。

  1. 桃太郎は、桃から産まれた
  2. 桃太郎は、きびだんごで犬・猿・キジをお供にした
  3. 桃太郎は、鬼を成敗した

この辺を押さえておけば外国人程度はちょろまかすことは出来るだろう。だがこの程度でコンサルは務まらない。顧客メリットを最大限まで引き出す必要があるからだ。

ビジネス視点で纏めるならこうなるだろう。

  1. 老夫婦は桃太郎と債権回収の契約を交わした
  2. 桃太郎は3人のアルバイトを雇った
  3. 債務者から村の債権を回収した

このおとぎ話は、顧客はオジジ・オババの老夫婦で債務者から村の債権を回収するシナリオだ。

サービサーの経験と雇ったアルバイト3人が回収のキモとなる。「きびだんご」は安価の印象を与えることを考えると3人のアルバイトも同じく債務者なのかもしれない。となれば、きびだんごは借用書だと理解できる。

桃から産まれた神秘的なシーンは債権回収というビジネスには関係のない事なので外した。顧客からすれば女の股から生まれようが竹から生まれようが債権をきっちり回収出来すればいいのだから。

次、浦島太郎。

  1. 太郎は村人から亀を買い取った
  2. 太郎は姫から債権を回収した
  3. 回収した債権に価値はなかった

太郎とはサービサー、亀とは借用書、姫とは債務者のことである。「姫」という名は、如何にも昼間からパチンコ屋に入り浸るヤンママあたりに付けられそうな源氏名だ。

太郎が姫からどんな接待を受けたのかは大して意味が無い。「竜宮城」というネーミングからしてみて概ね計り知れるわけなのだがここでは関係がない。債権をきっちり回収できたかどうか、それだけが重要なのである。タイムトリップ云々はドラマの中の話であってそれも債権者には興味のないことである(単にトリップしただけだと思われるが)。

教訓としては、債権受け取り時に債務者と共に確認するべきだったことだろう。後から確認したのでは後々問題になることは分かっていたはずだ。

次、花咲かじいさん。

  1. 爺さんが隣の爺さんから犬を買収した
  2. 犬は爺さんに利益をもたらした
  3. 隣の爺さんが犬のビジネスを真似たが失敗した

教訓としては、売却時に犬の価値を見誤ったこと、ビジネスの可能性について予めデモをせず資金を投入してしまったことだろうか。

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おとぎ話を鑑みるに、債務者(鬼)と富豪(長者)との付き合い方がおとぎ話の多くを占めているのが分かるだろう。

債権者は傲慢で富豪は銭ゲバというのは今も昔も変わっていませんね。

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