介護用品リースの削減について聞いてきた
日経IRフェアなんですけどね。着々と遅れているので取り敢えず思い出したものから書いてみる。
介護サービスのカットは二十日、厚労省の審議会部会で議論された。訪問介護のうち軽度の要介護1、2の人向けの掃除や調理、買い物などの「生活援助」を縮 小する。車いすなどの福祉用具のレンタル料や高齢者向けの住宅改修費の援助の縮小や自己負担を求めるかどうかも検討する。来年の通常国会へ関連法案を提出 する方針だ。
-- 東京新聞:厚労省、介護サービス縮小検討 要介護1、2の人向け生活援助など対象:政治(TOKYO Web)
介護用品リースを行っている9729 トーカイで状況を聞いてみた。
車いすや歩行補助などの機器に対して医療費控除が受けられなくなる可能性があるらしい。今まで9割の補助が出ていたのだが全額負担となると、これらの機器を購入するということはなく、負担の大きさからリースを止めてしまうでしょう。そうなると、外に歩くことを止めてしまうことになり、寝たきり老人になってしまい、更に医療費がかかってしまう。こんな話は誰も分かってることです。
どうもこの話、当の厚労省ですら乗り気ではなく、財務省からのコスト削減圧力かららしい。何らかのコスト削減をしなければならない状況でして、軽度の介護はやり玉に上がりやすいコストなんだとか。ただこのコスト、全体としてはごく一部でして削減したとしても大した額にはならないらしい。
トーカイの中の人も色々説明はしているらしいが、見通しは不透明。仮にこれが決まってしまうと経営に影響は出てくるだろう、という話はしていました。
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同業他社である4775 総合メディカルや3360 シップヘルスケアHDにも同じ質問をしてみたんだが、両社とも介護用品リースは殆どやってないらしく、影響はないとのこと。
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