2016年8月23日火曜日

9790 福井コンピュータHD - ジェイリバイブ (16.08.19週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

9790 福井コンピュータHD


福井コンピュータHDは、建設関連のソフトウェア(CAD)を開発・販売する企業です。四季報の同業他社に4667 アイサンテクノロジー

今週は、建築・土木・測量向けCAD(設計支援)システムの開発・販売で成長を続けている「福井コンピュータホールディング ス」をご紹介します。主力の建築CAD(売上構成比55%:前2016年3月期)の導入社数は全国で約37,000社(2014年)を超えて おり、そのうち4分の3を占めるユーザーが工務店や設計事務所であることから、中堅中小の住宅事業者から高い支持を受けて いることがわかります。同社の建築CADは、設計図の作成はもちろん、設計図を元にした立体図の自動作成や建築費用の 積算など、住宅設計に必要な機能を一通り備えていながら、手頃な価格で導入できる点が評価されています。加えて、VR (仮想現実)への対応も積極的に進めています。2016年4月に開設したウェブサイト『3Dカタログ.com』では、約100社の住宅設備・建材メーカーの製品が3D(三次元)データとして掲載されています。サイト上でキッチンや壁紙の色やサイズを調整して 配置すれば、住宅内の完成予想図を3D画像として見られるうえ、2016年7月に発売となったVR対応の建築CADを組み合わせ ると、完成後の住宅内を体感することも可能です。住宅事業者は従来以上に説得力のあるプランを施主に提案できるため、 同社の建築CADに対するニーズはますます強まるでしょう。

第二の柱は土木CAD・測量CAD(売上構成比45%)で、こちらも国土交通省が推進する“i-Construction(アイ・コンストラク ション、情報通信技術を活用した建設工事)”が今後追い風となる見込みです。国土交通省は2016年度より、公共工事におけ る測量や施工管理で3Dデータを活用することを求めており、同社はこれに対応した製品群を揃えています。実際、今2017年 3月期第1四半期の売上高は、測量土木CADが前年比21%増収と高い伸びを示しており、同社はこれを新たな成長の牽引役として育成する方針です。

16.04.22からの続きです。


キーワードは」「i-Construction」でしょうか。政府が土木関連で紙面ではなく電子情報として図面を残すことを推奨する、という方向らしいです。土木は殆ど政府関連でしょうし、入札に影響することがあれば追従せざるを得ないでしょう。


息の長い設備投資需要として注目してもいいかもしれません。


  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160819.pdf

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