2017年3月3日金曜日

今日の雑談 (3/3)

民泊、どうなっちゃうんですかね



落とし所がない法案になりそうで何より。


優秀な社畜だけでは成長できなくなったっちゅーことでは?


あるスーパーのレジ打ち達が勉強した結果、全員2倍の速度でお客さんをさばけるようになったとしよう。すると何が起きるか?

売上げが上がったりはしない。お客さんの数が一定だからだ。

そこから先、起きるのはレジ打ち店員半分のクビが切られるという事実のみ。
-- 日本人の労働生産性の低さは従業員の働き方とは関係ないことを証明しよう - 小倉さんは考えた

レジ打ちが早くなっても需要は増えませんって話かな。いきなりレイオフというのもアレで、レジに掛ける時間が減ったことにより、需要の喚起を考える時間が増えた、と考えるのが一般的でしょう。ティッシュ配ったら良いですやん、手作りポップでも作ったらいいですやん、店内飾り付けたら良いですやん。

ただ、これが非正規と正規という話になると非正規が運営の話に口を突っ込むのは契約外なので難しいでしょうが、正規の連中は非正規の指示や割当を決めれるのですから、やはり彼らの能力不足ではないかと思うわけです。

どうして正規社員の能力が低いのか。

訓練を受けていないからなんですな。だから日々の仕事で精一杯でそれをこなすだけの社畜として動けば賃金が貰えるといった塩梅。その訓練を推進するあたりでようやく経営者の責任を問えるのではないかと思うわけです。

その理由は日本の「社長」と「政治家」がバカだから、という一言に尽きる。
-- 日本人の労働生産性の低さは従業員の働き方とは関係ないことを証明しよう - 小倉さんは考えた

なぜバカなのか。なぜバカになってしまったのか。そもそも社長や政治家は、資格も試験も学歴も必要ない極めて参入障壁の低い職業なのになぜボンクラ揃いなのか。

私は「報酬」が足りないからだと考えています。

昔の社長や政治家の報酬が多かったのかというとそうでもないでしょう。そもそも報酬とは、「金銭」「名誉」の2通りあると考えています。昔の社長は、経済状況が良く金銭的には十分満足の行くものを残すことが出来ましたし、企業を大きくすることで多くの社員から慕われる環境が整っていました。昔の政治家は、グレーゾーンによる収入が得られ、地元に帰れば地元の誇りとして讃えられました。

今はどうでしょうか。

社長になるには経営環境が恵まれているとはいえませんし、経営が傾けば金の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに社畜が消えていきます。大企業でもサラリーマン経営者が跋扈し、無責任でやりたい放題なのを東芝でみたはずです。あれだけの不正会計をやらかしておいて誰も責任を負わないとかおかしくないですかね。

政治家はどうでしょう。汚職は毎年厳しくなるばかりで旨味が無くなりつつあります。名誉が与えられてるかといえば、今の市長の名前すら分からない人が殆どでしょう。名誉職なのに名誉なんかちっとも与えられていないのです。だから野々村議員のようなリスクを侵す人しか立候補しなくなってるんです。

どうしたらいいのか。

報酬を増やすしか無いでしょう。とはいえ今から名誉を与える社会というのは難しい。投票率一つ取っても半数は無関心で市長の名前すら知らないわけです。名誉なんて与えられないし、自意識過剰で自尊心だけが膨らむ人か、昔のようにグレーゾーンによる収入を期待する人達しか立候補しないわけです。

無慈悲、無関心を極めた民族に優秀な「社長」や「経営者」は与えられない、と悟るしかないんですな。悟るのが嫌ならどうぞご自分で =)

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