2017年3月15日水曜日

6482 ユーシン精機 - ジェイリバイブ (17.02.17週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

6482 ユーシン精機


ユーシン精機は、プラスチック成形機を製造している企業です。四季報の同業他社に7992 セーラー万年筆。四季報担当の能力低すぎだろこれ。


今週ご紹介する「ユーシン精機」は、工場の生産ラインで使われるロボットメーカーで、主力のプラスチック成型品取出ロボッ トでは世界シェアトップの企業です。プラスチックは身の回りの多くの製品で使われていますが、多くは高温で溶かした樹脂を 金型に注入し、圧力をかけながら冷却する射出成型という方式で作られます。取出ロボットは、その完成した成型品を金型から 取り出す役割を持ち、様々な形状の製品を速く正確に取り出すことが求められます。同社は後発メーカーながら、“できない、 無理だ、は出発点”という理念のもと、顧客ニーズに応えて新しいものに挑戦する技術志向の姿勢を貫いてきました。さらに、 海外に12の子会社を持つなど、グローバルな販売・サポート体制も敷いています。

プラスチック製品は軽量であることに加えて、成型や加飾のしやすさから用途はますます拡大しています。特に最近では樹脂 の強度が高まっているため、燃費効率を高めたい自動車メーカーによる採用が増加、従来のバンパーだけでなくバックドアなどボディ材としても使われ始めています。このようにサイズが大型化すると、取出も手作業では難しいためロボットが不可欠です。加えて、中国などの人件費高騰や国内の人手不足も、生産効率を上げることができる取出ロボットの需要拡大につながっています。

こうした旺盛な需要に応えるため同社では新工場を建設しており、既に2016年12月から稼働しています。そこでは大型機の 製造スペースを確保し、従来よりも効率的な生産を目指しています。取出ロボット以外にも、顧客のニーズに応えて開発する 特注機と呼ばれる製品があり、最近では医療分野などでも新規案件を獲得しています。今後も製造工程によるロボット化は 急速に進むとみられる中、研究開発型企業として強みに磨きをかけていくことで、着実な成長を目指しています。

私好みな京都銘柄です =)。野村IRフェアに参加していまして、その都度、小谷さんが会社概要を説明してるんですよ。去年は体調が悪くて参加できなかったんですが、今年は行きたいなあ。

2017/2Qの決算説明会資料より。


少し前のユーシン精機は、CD、DVDの成形機で有名な企業だったんですよ。その後、CD、DVDの販売が落ち込んでいき、その手の成形機も売れなくなってきます。とはいえ、そもそもプラスチック加工で高い技術を持っていまして、今は自動車や医療機器などで使われるプラスチック部品を製造する機械が売れているんだそうです。特に自動車は軽量化を図るためプラスチック部品が増えていて引き合いが強いと聞いています。


海外が強く、北米が伸びています。北米と言ってもメキシコ方面だとは思いますが =)

アジアも伸びているのですが、日本企業が現地で使用しているとのこと。アジアだと安い製造機械に圧されないか聞いたのですが、確かに価格はユーシン精機の方が高めですが、他より電気消費が少なくて選ばれてるとのこと。アジア地区は、機械よりも電気代の方がずっと高く付くんだそうな。


今期は、工場新設で減価償却費が嵩むのは知ってたんですよ。

かなり見た目の悪いP/Lに反応して株価が下がることを期待していたんですけど、そんなことはなかったんだぜ。


  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20170217.pdf

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