2015年10月1日木曜日

今日の雑談 (10/1)

GMO系列の株主優待の登録は済ませたか?


俺は済ませた =)


後はGMO TECHとGMOリサーチの優待を用意して貰わんとな =)。10/23に新規上場するGMOメディアは、サービス上、優待を設けやすいとは思うんだがどうなることやら。

GMOペパボなんだが、おさいぽにポイントを割り振ったタイミングで、もう一つのクリック証券への登録ページに飛ばされなくなったんだがアレはバグなんだろうか。再度ログインし直して解決はしたが、あの状況だとクリック証券への登録が上手く行かない人がいそうな気はした。

まあ正直、今の段階でペパボを売買する気は殆ど無いんだがね。


ETFは流動性が命


どうもETFの仕組みを分かっていないようなのでざっくり説明してみる。ETFが何故、指数に連動するのか、流動性がないと連動性が失われやすいのかを理解してもらえると幸い。

ETFの特徴は以下のとおり。

  1. 株は買えば上がり、売れば下がる
    当たり前の話だが、この当たり前の仕組みがETFの生命線でもあるんだな。
  2. ETFの権利は現物の株式との等価交換
    ETFの権利を生成する場合、対象の指数に組み入れられている現物の株式を用意しなければいけません。重要なルールです。ETFの権利を生成、分解することが出来るのは機関投資家に限られています。まあ1つのETFの塊を作るのに数億円の株式が必要なので一般の人ができる資金ではないですよね。
  3. 市場での売買のみでETFの価額が決まる
    誰かが主導してETFの価額を決めているわけではないのです。日々の数多の投資家の売買によって価額が維持されています。

誰かが使命感を持って指数に連動させているわけではない、ということ。日銀が一番買っていそうなETFである1306 TOPIX連動型上場投資信託ですら連動していないことがあります。実際の指数との差の率のことを乖離率といい、この情報は適時開示情報を通じて日々、公開されています。


正直、機関投資家からすると、ETFの権利を実際の現物より高く買って欲しいし、安く売って欲しいんです。だってその分、儲かるからね。だから乖離率は離れれば離れるほど機関投資家の儲けになります。だけど、実際には指数から離れず、結果的に連動しています。

何故か。

日々、投資家同士がボコりあってるからです。1%も離れれば大儲けなんですが、他の機関投資家がそんな美味しい差を埋めないわけがない。じゃあ0.5%も離れればソコソコの儲けには、、、とボコりあっていく内に偶然、指数と連動していくんです。まさに神の手ですな。

ズルは出来ないのか?

2番目の特徴でズルはしにくいです。例えばETFを買い占めて価格操作をしてやろうと企んでも、他の期間投資家がETFの権利を作成してドンドコ相場に流すんです。指数より高く買い占めてくれるんだからドンドン市場から株を買ってETFの権利を作成するだけで儲けることができる。だからやりたくてもやれないんです。

ETFは、機関投資家によって日々増資と減資が繰り返されているんです。1番目の特徴ですね。例えば日銀がガンガンETFを買い占めて市場からETFの権利を吸収しても、日銀が買った分だけ機関投資家たちがETFの権利を作成しているので、結果的に帳尻が合うようになってるんですね。

機関投資家もメリットが全く無いわけでもなく、0.1%でも鞘が抜ければそれなりに儲かるんです。どうせ機械が自動的に処理するんですから人件費も掛かりませんしね =)。

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こんな感じでETFは指数に連動していたらいいなあ、という願望の元に価額が決められているだけで、誰も指数に連動させようという意思なんて持っていないんです。

逆に言うと、ボコりあいが足りないと、途端にズルをすることが可能になります。乖離率は機関投資家の利益ですからね。積極的に売買が行われなくなると、0.1%の剥離率が0.5%やら1.0%やらに広がってしまうわけです。

ということで、何か特殊な理由がなければ流動性が高いETFを選びましょうねって話でした。


爆買い需要、悲喜こもごも


中国人訪日客によるインバウンド需要は9月に入っても健在だ。8月上旬の人民元切り下げや中国株急落による悪影響が懸念されたものの、今のところ少なくとも百貨店では勢いに陰りは見られない。
-- 中国人「爆買い」続く、株安どこ吹く風-三越銀座店は免税売上3.6倍 - Bloomberg

百貨店の月次は悪く無いらしい。まあ爆買いの主人公は台湾方面らしいし、中国だけというわけでもない。

中国は銀行・クレジットカード「銀聯カード」による海外での現金の引き出しを年間10万元(1万5719ドル)に制限する。
-- 中国、海外での現金引き出し制限へ 上限年間10万元=関係筋 | Reuters

10/1から現金引き出しに制約が設けられたらしい。お買い物には影響ナサゲということにはなっているけど、銀聯カードが使える場所ばかりでも無いので多少なりとも影響はあるかもしれない。国慶節真っ最中に何をやってるんだか。つかいきなり金融の差し止めがあるとか、怖い国ですな。人の生死が掛かる場合だってあるのにね。

キャピタルフライト封じとしては後手に回りすぎだ。転売屋の資金繰りとして積極的に使われていたのかもしれんね。転売屋が困るとやっぱり爆買いには影響がありそうな。

ちなみに銀聯カードってのは、デビットカードに近いものらしい。中国では個人の信用が少ないというか、金融が発達していないので誰でもクレジットカードを作れる環境ではないらしい。


またカドカワがKindle本の安売りをやっとるな (~10/7)


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取り敢えずダンジョン飯は買っとき =)。

2巻の出来もいいんだが何故かセールから外されとる。なんてことだw

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