株主総会なう pic.twitter.com/eFdG01jrCX
— Mc.N@休職中 (@SyncHack) 2015, 3月 26
3673 ブロードリーフの株主総会に参加しました。
目的は、以前苦瓜さんのレポートから気になりだしてまして株主総会で隙あらば色々聞いてこようと思って参加しています。正直なところ、ちょっとしたトレーディング銘柄として採用してまして下がったら買って上がっては売るというのを繰り返してまして、今に至ってはノーポジでして何やってんだかです =)。
場所は、TKPガーデンシティ品川。最近、株主総会で使われることが多くなりましたね。
参加者は、100人程度の会場で50人位。サラリーマンと個人投資家がメインで女性はパラパラ程度。椅子の配置とかは離れてていて机もあって、環境はかなり良かったです。とはいえやはりBtoB企業の株主総会はボッチ感がありやや上級者向きでしょうか。
質疑応答は以下の通り。
- 株主優待どうよ?
無い。検討はする。 - マーケットシェアはどの程度?
メイン顧客の自動車整備工場は1〜2人で経営しているところを含めると約9万社程度。現状は4人以上の中堅業者を中心にシステムを販売しているが、今後は1〜2人程度の整備会社にも売り込みたい。大手だとOEMのような形式をとっている場合もある。 - 中国市場どうよ?
国家リスクはあるのは承知しているが、パイを考えると魅力が高い。
中国では国内で構築している中古の自動車部品売買のマーケットを展開したい。現在、部品登録をしている段階。後、数年程度でマーケットが回り始めるのではないか。現段階では中国は - 今期の売上予想からすると成長が鈍化してんじゃね?
大体、顧客のシステムの買い替え需要は6年に1回ある。今期はその谷間の期になり大きな売上が期待できないとみている。 - 成長性どうよ?
売上よりも利益を重視している。現状、販売しているサービスをネットワーク課金モデルに切り替えることで利益を積み重ねたい。成長性を見るならネットワーク化比率を見てほしい。 - 同業他社どうよ?
ネットワークに繋がるシステムを構築できているのは弊社のみ。 - 配当性向どうよ?
20%と決めている。成長期にあるのでしばらく続ける予定。
10:00開会、事業説明含む→10:40質疑応答→11:10終了。IR担当の人がブースを設けて説明していたので30分くらい拉致してやりましたとも =)
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この銘柄、思ってたより面白い。
この銘柄は、中小企業の自動車整備工場と自動車部品商社と顧客をネットワークでつなぐためのシステムを開発・販売しています。
この見積もりシステムがよくできててね。
- 分かりやすい見積システム
今までは中小の自動車整備の人たちが独自に整備の見積もりをやっていて、顧客から怪しまれることが多いそうです。提供しているシステムは、3way方式の価格提示をしてお客さんに選ばせて追加でオプションを選ぶ方式でした。
Dellのオーダーメイドの仕組みをパク、いやよく学んだ見積りシステムのように見えました。 - 提案型営業システム
例えば、お客さんの車種に応じて交換時期になっているパーツを自動的に見つけ出して交換するかお客さんに提示できるんだとか。その場で交換しなくても、次の機会で交換することを知らせてくれるシステムがあって受注を逃さない仕組みができてます。今まで手書きで見積もりしていたのが電子化されることで、発注が自動的にできるメリットもあります。受注する前に部品商社に在庫があるかどうかも確認できるし、代替品も他の商社から入手できる仕組みもあります。 - 動画による商品説明
例えば、「なんちゃらフィルター」の交換が必要となった時、その商品についての説明もネット経由で説明動画を見せることができるのよ。この動画、かなり作りこまれていて機能の説明だけではなくて、何で交換が必要なのか顧客メリットも説明してました。これみたらちょっと交換しておこうかって気分になりますね。今までは一方的に工員さんが口頭で説明していたんだそうな。経験豊富な工員さんや口の立つ工員さんなら兎も角、そうでもない人ならこいう仕組みによって受注を逃さない仕組みがあるっていうのは心強いでしょうね。 - 自動車部品商社との高い接続率
国内では自動車部品商社の接続率は9割と高い。工場が望めばどの商社とも付き合うことができるってのもすごい話だよね。 - ネットによる統合された顧客管理
一度、システムに登録してもらった顧客の情報はずっと保管していて、次の整備に役立てることもできる。云わば自動車の電子カルテだよねこれ。しかも営業の代行までしてくれる。このシステム全般を「街のカーウンセラー」というブランドで売り出しているとのこと。まあ整備工場間で顧客データの交換をするわけではないのでブランドに意味があるのかはビミョーかなとは思ったけどw
ここまでのシステムをトータルで提供できるのはブロードリーフのシステムのみで、新規に中小の自動車整備工場の人が実装できるとはとても思えない。この参入障壁の高さも魅力でしょうか。
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現状、ネットワーク課金への切り替えは全体で61%程度だそうな。まずはこれを100%近いところまで持って行きたい、とのこと。
多分、数年先には達成できる成長目標だろうから次の成長戦略も必要ですよね、と振ってみた所、自動車部品のネットワーク化によるメリットの有る事業を計画しているんだとか。何が提供できるのか、私にはさっぱりなんだが、ネットワーク化できているという強みを活かす何かを見つけたら受け入れられるのは時間の問題のような気がします。
ニッチだけど立ち位置はとてもいい。
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走り書きで分かりにくいかと思うが、整地してたら公開するのが面倒になって公開しないというコンテンツを何枚も書いてきていたので取り敢えず出してみた。
展示 pic.twitter.com/BJ9ZSKyUAe
— Mc.N@休職中 (@SyncHack) 2015, 3月 26
今日のオミヤ。どら焼きだそうな pic.twitter.com/LkOOk3Rz7G
— Mc.N@休職中 (@SyncHack) 2015, 3月 26
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