2016年2月15日月曜日

今日の雑談 (2/15)

「未来の子どもたちのために出来ることは、今の世代の年金支給額を減らすことなんだよ?」


って話をしたら「もうすぐ死ぬんで好き勝手にさせろ」とゴリ押し。お前らのポジショントークのために子供をダシに使うとか卑怯な真似をするべきじゃないよねって親に言っといた。

長期債券(10年債)の金利がマイナスになるとか、伝統的な資産運用では考えられない状況でして、ポートフォリオ理論とかクソ喰らえなわけです。困ったことに、マイナス金利が正常化するにはかなり時間が掛かりそうで、何故時間がかかりそうかというと、日銀以外の政府や経営者が軒並みやる気が無いあたりでしょうか。

GPIFが設定している今の運用利回りは以下のとおり。



物価上昇率が1.0%で、賃金上昇率が2.1%なら運用利回りは1.1%でオッケーで結果、3.2%の運用利回りが期待できまっせ、という青写真で年金の支払額が決められているわけなんですな。

無理ゲー過ぎるw

そもそも長期債券の金利がマイナスで、短期的に物価が上がったとしても長期金利が連動して金利が増える状況ではないでしょう。伝統的な資産運用なら「物価+α」が長期金利の利回りであるべきはずなんだが、、、

そんなこんなで、アベノミクスでも年金の積立金が足りてるわけではなく、今も政府から半分か1/3くらいを補填してもらっている状況でして、政府からすればブタ積みされてく社会保障費を削っていきたいという意図があるわけです。

社会保障費を増やしても成長性が上がることには繋がりませんからね。

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どう考えてもしばらくは伝統的な資産運用が通用するわけがない、というのは政府もわかってることでして、そうなると社会保障費を減らすには現実的な運用利回りに切り直して減額やむなし、ってことになるわけだが、この民族にとって年金と保険は鬼門だ。

以下はそんな街の声を反映していたりします。



ああひどいw

年金減額が最も現実的な解になることはもう数十年前から先送りしていた案件でもあるわけで、金利水没を目の当たりにして急激に現実味を帯びたわけだ。

でまあ、最初のネタに戻るわけだが、今政府を支えている高齢者は、明日の子どもたちより今日の年金を期待するんだろうな、というわけです。

どうしようもないね =)


比例配分投資法も大口にかかればこれこの通り


今日の3323 レカムなんですけどね。3331 雑貨屋ブルドッグの柳の下の泥鰌狙いなんでしょうか。大口の意のままに株価が形成される所は怖いですよねえ。






今週の藤戸レポート



原油安からオイルマネーの引き上げが引き続き行われているというシナリオを推しているようです。減産もガセが多く、産油国も足並みが揃わない状況が続いている、と。

今必要なのは、金融政策のみの片輪走行ではなく、財政出動による景気対策だ。それも思い切った需要創出策が必要である。補正予算3.3兆円枠に、さらに上積みする覚悟で臨むべきだ。場合によっては、急激な為替変動に対して介入も厭うべきではない。

デスヨネー。日銀が孤立無援で戦ってる状況は戦力の分散でしかないわけで、景気にテコ入れすると宣言しているんだから速やかに対策をぶっ込むべきでしょう。

当面は、明日をも知れぬ相場だが、3月メジャーSQ以降は混乱も徐々に終息するものと考えている。3/10ECB理事会、3/14、15日銀政策決定会合、3/15、16FOMCというスケジュールを見ても、桜の蕾が膨らむと共に株価の復元が強まろう。

そう願いたいところです。

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