4745 東京個別指導学院
東京個別指導学院は、小中高生向けの学習塾を運営している企業です。四季報の同業他社に4668 明光ネットワークジャパン、4714 リソー教育。
今週は、業界のパイオニアとして小・中・高生向けの個別指導塾を全国展開している「東京個別指導学院」をご紹介します。 個別指導塾は、進学塾の優れたシステムと家庭教師の親身な指導をいわば「良いところ取り」した教育形態ですが、それらを 高度なレベルで両立させるのは極めて難易度が高いことです。これを同社は約30年にわたる知見とノウハウによって実現し ているわけですが、その基盤となるのが講師と学習システムです。まず講師については、採用率が候補者5人に1人、さらに 3カ月以上の研修をクリアした人だけが正式採用になるなど厳選しており、同社の理念に共感した質の高い講師を着実に確保 することに成功しています。そして学習システムについては、親会社の教育大手「ベネッセホールディングス」の持つ経営資源や受験関連情報を最大限に活用し、充実した学習指導システムや独自教材を作り上げ、生徒に合った最適なカリキュラムを 提供することができています。また、同グループ傘下の『進研ゼミ』や英会話教室『ベルリッツ』などとの連携も強化しており、 より多様な教育サービスを提供できるようになってきたのは注目できましょう。これらを駆使した同社の指導力は生徒や保護者 から高い支持を集めており、各種メディアで満足度ランキング1位を獲得している実績が、同社の競争力を証明しているといえ ます。
教育環境は目まぐるしく変化しており、2020年には現行の大学入試センター試験を廃止し、大学入学希望者学力評価テスト (仮称)を導入することや、高等学校基礎学力テストの導入が検討されています。詳細は決まっていないものの、こうした変化に よって生徒の目的・通学校により学習が多様化することに加え、前倒し受験対策の必要性が増すことが予想されるため、オー ダーメイドの指導ができる個別指導塾には追い風となります。この好機を活かすべく、同社は引き続き積極的な新規開校と サービス強化を続けていく方針です。
4745 東京個別指導学院 - ジェイリバイブ (15.10.30週次)の続きです。
特に差が無いので前回の記事を参照してください。
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纏めると、年初からの株価下落の影響をほとんど受けていないあたり、この銘柄の力強さを感じます。2/19現在の配当利回りは3.53%と高めです。相場のボラティリティと付き合う気がないのであれば長期保有で放置という手も悪くないかもしれません。
後は優待の使い道ですかねえ。
- http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160205.pdf
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