今週の藤戸レポート
誤った景況判断と政策発動が招く「8年目の危機」 (2/22, PDF)
個人消費の冷え込んでいて消費が伸び悩んでいるって話から始まってます。
賃上げによる景気改善を期待しているようですけど、中国不安やら米国利上げなど不安要素が多い中、生産性の工場以上に賃上げがススムとは思わないんですよね。正規雇用の賃上げが進んだとしても非正規雇用の賃上げとは無関係ですし、むしろ非正規の賃金を減らして正規の賃金に回す、ということもあるかもしれません。
調査を行った会社は「中国人観光客が増える春節に備えて従業員を確保する動きや、ことし4月に始まる家庭向けの電力小売りの自由化を前に、電話による営業スタッフを雇う動きがみられた。今後も、年度末に卒業する学生に代わる人手を確保しようという動きで、時給の増加傾向は続くだろう」と話しています。
-- 1月のアルバイトなど時給 前年上回る NHKニュース
今のところ、人手不足ということもあり流動性が高い非正規雇用の賃金は上昇しつつあるようです。景気が低迷する頃には、非正規雇用をバッサリと切って正規雇用の賃金を守る経営をするんでしょうからドッコイドッコイですかね。
- アルバイト求人情報サイト「バイトル」が2016年1月のアルバイト時給データを発表~全国の平均時給は978円。前月比9円減、前年比7円減~ - 産経ニュース
バイトルの方は下がり気味。調査する地域によって変わるのかも。
流石に今の状況で更に消費増税を推し進めるってのは無理があると思うんですけど、大丈夫でしょうか。
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