<今年1年間の本欄を振り返る>
2018年末以降の株式市場は、世界的に、トランプ米大統領の対中強硬発言による下落と、特に明確な理由のない回復というサイクルを繰り返しました。しかし、9月以降、同氏は株式市場に対して衝撃を与えるような発言を控えており、執筆時点までは株価の上昇が続いています。物色対象に関しても、世界経済に対する過度な不安が後退したため、製造業を中心に大きく売り込まれた銘柄の再評価が進みました。したがって、本欄で紹介した銘柄のパフォーマンスも全体的に2018年よりも改善しています(月は資料作成月、記号は紹介後の株価変動を◎○△×の4段階で自己評価したものです)。
1月 <クラウドソーシングの正しい活用法> うるる(3979)…×
2月 <募集を再開しました> 銘柄紹介なし
3月 <アパート業界を見直す> 銘柄紹介なし
4月 <人材派遣会社がやるべきこと> コプロ・ホールディングス(7059)…〇
5月 <なにごとも中途半端はダメ> 和田興産(8931)…△
6月 <生き残りを賭けて> タカギセイコー(4242)…△
7月 <専業の強み> クックビズ(6558)…◎
8月 <どんな事業でも差別化はできる> ビーアンドピー(7804)…×
9月 <個人情報の価値> イオレ(2334)…×
10月 <住宅関連で拡大する保証ビジネス> 日本リビング保証(7320)…〇
11月 <今年も大変な季節がやってきた> 銘柄紹介なし
6月は確かタカギセイコーではなくダイワボウHDだったはずなんだけど、まいっか。記録は残してあるし。
大和住銀 日本小型株ファンドの半年の比較チャートは以下の通り。何故か4月にファンド番号が変わってたので1年で比較できませんでした。
JASDAQ、強いですな。少なくともこの半年は中小型株のパフォーマンスは悪くなかったのうに感じます。
確かに年後半から割安な製造業株を中心に買い戻された印象は強いです。特に強かったのは半導体関連株、逆に期待していたほど戻らなかったのはFA関連株でしょうか。
ちなみにこのファンドの売買高比率は0.65です('19/06現在)。アクティブ型ファンドの中では売買の回数は少なく、長期保有で運用しているのが分かります。
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