9268 オプティマスグループ
オプティマスグループ [9268] 17/12上場。初の決算説明会。ニュージーランド(以下NZ)向け中古自動車輸出は、3400軒の現地ディーラーに対し、1千社の業者が輸出を手掛けている。大手は、大阪所在の非上場の平和オート(20数か国に輸出。17/7期単体売上高419億円と当社より規模大)がシェア30%とトップ。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月12日
当社は、以前は30%位だったが、採算の悪い廉価な車の取り扱いを止めた為、現在は25%。強みは、貿易・物流・検査・自動車ローンまで総合的に手掛けている点。また、NZの輸入基準に適合するか等の検査をおこなう子会社は、日本からのNZ向け中古車の70%を検査している。他社の検査分ではあるが、今2月— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月12日
に害虫のカメムシがオークランドに入港した日本発の自動車運搬船で発見され、以降、検査の厳格化等の対応が求められ、物流等、その混乱により18/3期営業利益に▲3億円弱の影響。今期は対応の体制整備もあり再発はない見込み。NZの中古車市場はまだ成長は見込めるが、現地でのレンタカー事業の拡充等の— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月12日
の横展開、また、中古車輸入規制が緩められれば、豪州市場への進出等による拡大を目指す。同業他社比での課題は特にない。経常利益のNZD/JPYの為替感応度は1円の円安で+40百万円。6/12終値2007円でPER10.3倍。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年6月12日
上場間もなくカメムシ騒動で下方修正を出したのはインパクトありました。
カメムシ騒動もあって減収減益はまあいいとして、次に営業CF。
減収にも係わらず売上債権が増えているのが気になりました。上場直後ですのでキャッシュは潤沢にあるにしても、前期も減収にもかかわらず売上債権が増えてるんですよね。決算説明資料にその理由が書かれていないのも不満。誰も質問しないのかしら。
棚卸資産の増加も気になります。輸出がメインなので船便で運ぶタイムラグが在庫増につながっているのは理解できるのですが、今が適正な在庫なのかがよく分からない。
棚卸資産の増加も気になります。輸出がメインなので船便で運ぶタイムラグが在庫増につながっているのは理解できるのですが、今が適正な在庫なのかがよく分からない。
取引先が遠かったり売価が高かったりする場合、特に注意するべき項目だと思うのですがどうなんでしょうね。
(18.07.09追記)
決算説明会(@gantky1)さんから記事のフォローを頂きました。ありがとうございます。
(18.07.09追記)
オプティマスグループの18/3期末の在庫増は、基本、カメムシ問題の余波による滞留との事です。売上債権増も、問題の発生した2月分の3月へのずれ込みで3月の売上が増えたこと、また、金額は非開示ですが、説明会資料p11にあるようにローン事業をおこなっていて、回収期間が6ヶ月から48ヶ月であり、この分が増えれば、売上債権残もふえていくことになります。ローンと表記するより割賦で回収(期限到来)基準ではなく販売基準を採用しているとした方が分かりやすいかと思います。ご指摘のように、キャッシュフローの増減要因は説明会資料に理由が記載してあった方が親切と思います。
決算説明会(@gantky1)さんから記事のフォローを頂きました。ありがとうございます。
- IR情報 - 株式会社 オプティマスグループ
IR本拠地。決算説明資料あり。
0 件のコメント:
コメントを投稿