3297 東武住販
東武住販 [3297] 7/19説明会開催。決算発表後の株価下落は大きいが、18/5期4Q単独の前年同期比売上高11%減、同営業利益34%減、19/5期上期同予想売上高1%減、営業利益11%減が嫌気されたものと思われる。今上期は通期予想の売上高、利益をほぼ半分で計上したに過ぎず、Q毎の前年同期比の数値は— 決算説明会 (@gantky1) 2018年8月4日
高額案件の多寡でぶれる(ので通期で見てほしいとの事)。ちなみに、通期では、昨対、売上高6%増、営業利益8%増、9期連続の増収増益の計画であり、業績の安定性を示す。なお、今回の豪雨の被害は、1店舗で浸水はあったが、保有物件への影響はほとんどないとの事。社長は良さげな人だが、プレゼン— 決算説明会 (@gantky1) 2018年8月4日
質問への回答はロジカルとは言えず、納得感が得られにくいのが難。前4Q減速は、売上に比べての物件仕入が過大が理由との事だが、在庫増は販売の選択肢が増えるメリットがあり売上減に繫がるものではない。取材をすると、4Qの売上高目標達成店舗は、更なる売上を目指すより翌期に備えた仕入に(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年8月4日
東武住販(承前)注力する傾向があり(在庫増)、売上未達店のカバーをするマネジメントが出来てない面があるようだ。また、改装業者が減り、繁忙ゆえ、希望納期でこなせないことがあるのも一因と。業界最大手のカチタス(8919)との競合は、社長によると、先方は業者仕入れ、当社は不動産仲介が— 決算説明会 (@gantky1) 2018年8月4日
発祥なので、業態が違い、競合は無いとのことだが、当社でも、半分以上の物件は同業からの仕入であり、また、販売での競合もありうる。店舗はカチタスが山口4、福岡5に対し、当社は、山口5、福岡9。実態は、山口では競合する局面もあるようだが、福岡ではそれを感じないというのが、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年8月4日
営業現場の感覚のようだ。堅実に利益成長していける企業とが、当社に対する従前の私の評価だが、業界環境が良い事に変わりはないものの、競合の影響については、過大視する必要はないが、要経過観測事項と思われる。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年8月4日
18.01.16の記事。
東武住販 [3297]上期は、自社不動産販売件数が計画比15件増の206件と好調であった為、営業利益は計画値を48百万円上回る339百万円となったが、通期予想は据え置いた。下期も事業環境は追い風との事であり、控え目に見ても、上期超過分の48百万円はいずれ通期でも増額修正されよう。今般、中計を発表し— 決算説明会 (@gantky1) 2018年1月16日
経常利益は17/5期538百万円→20/5期740百万円と年平均成長率は11.2%。営業人員は現在69名→100名、毎期、2店舗以上を出店し、山口、福岡、佐賀、大分でのドミナント展開を図る。堅実に利益成長していける企業との前回評価は維持したい。ビジネスモデルは前回tweet https://t.co/KNhU5P90muを参照され— 決算説明会 (@gantky1) 2018年1月16日
たいが、同業については以下のように修正。16年度買取再販での戸建販売件数でみると、1位カチタス(8919)と2位リプライスのグループ計で3780戸と圧倒的。3位、360戸のリアルト・ハーツは(当社営業地域に2拠点あるが)知らない(との事で競合無し)、4位大阪のフジ住宅(8860)349戸、当社は5位の310戸。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年1月16日
カチタスも、現状では、競売物件ではなく、当社と同様、一般からの買取。但し、全国展開し、当社の営業地域では 一部拠点しかなく、競合を意識する事は無いとの事。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年1月16日
17.07.18の記事。
東武住販 [3297]戸建ての中古住宅の再生販売事業が売上高の9割で、山口、福岡を中心に、広島、佐賀、大分県に展開。所得水準の高い福岡市では販売価格20百万円超の物件も手掛けるが、6~7百万円で仕入、リノベ(ーション)して14~15百万円の価格で年収3百万円前後の顧客に販売が基本— 決算説明会 (@gantky1) 2017年7月18日
のビジネスモデル。リノベの仕様は、(田舎なので)駐車場2台、水回りは全て更新、居間を洋間にかつキッチンと一体化して今の生活様式にがベース。中古住宅の買取再生件数では業界14位、戸建住宅に限るとカチタス(非上場)、大阪地盤のフジ住宅(8860)に次ぎ3位。カチタスは全国展開しており— 決算説明会 (@gantky1) 2017年7月18日
売上高は当社の10倍位だが、仕入は競売物件がほとんどで、また、販売は自社でおこなわず、当社も扱っており、競合との意識はない。戸建てのリノベは中古マンションのそれに比べ、屋根(裏)、床下(基礎)のチェック等手間が掛かり、リノベには独自のノウハウが必要で、新規参入は困難。(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2017年7月18日
東武住販(承前)17/5期で7期連続の増収増益。営業店は年2店は新設していくとのことで、中国、九州では大きな競合無く展開していけよう。社名から地方のパワービルダーと誤解して調べていなかったが、なかなか面白い会社だ。人材の育成上、急拡大は難しいかもしれないが、堅実に収益成長していけ— 決算説明会 (@gantky1) 2017年7月18日
ると思われる。配当性向は18/5期(予)15%と低いが、増益見合いの増配を指向し、配当性向引上の意図はない。優待総合利回りは7/18終値1139円で3.77%。中期の成長シナリオの提示が株価の水準訂正には有益と社長に提言した。以下余談。スター・マイカ(3230)で教わったが、住宅— 決算説明会 (@gantky1) 2017年7月18日
機器の流通ルートは複雑でいかに上流で購入出来るかがコスト低減の鍵だが、同社はどの段階かは企業秘との事だった(リノベの総コストは一般で1千万円掛かるところを半額に抑えられると)。東武住販も住宅機器メーカーに口をきいてもらい(代理店から)相当安く仕入れているようだ。— 決算説明会 (@gantky1) 2017年7月18日
早く纏めて公開したかったんだけどなんか溜め込んじゃいました(てへぺろ。
直近の印象ですと、株式の2分割に伴い、株主優待の額を半分にしたら株価が大きく下落してその時の高値が抜けないあたり、株主の目的が推し量れてほっこりしたりしてました。
東武住販は、戸建て中古住宅の再生事業を行っている企業です。
規模は'17/12に上場したカチタス[8919]が圧倒的に多く、上場企業の中ではフジ住宅[8860]に次ぐ規模です。
イーグランド[3294]も同社と同じく競売物件のリフォームを中心として成長してきた企業ですが、18.07.30の1Q決算を受けて大きく株価を下げています。仕入れや販売時期で売上・利益が大きくズレる事業なのですが、株価からするとあまり理解されていないようです。
スター・マイカ[3230]は、マンションのリノベーションの事業を行っているのですが、戸建てには手を出さないのか聞いたところ、マンションは設計図や規格がしっかり残っているのでリフォームしやすいが戸建ては設計図がない場合が多く、規格がないので手間がかかるんだそうな。戸建てのリフォームは手間と時間が必要のようです。
中国・九州を地盤としています。イーグランドは関東、フジ住宅は関西が地盤でしばらく重なることはないでしょう。
低めな販売価格を意識しているようです。
年収300万円前後の顧客層はボリューム層でして、このあたりで購入できる住宅というのは、たとえ不景気になったとしても成約件数が大きく変化することが少なく在庫になりにくく安定した経営が可能と、イーグランドの社長が言ってました。
空き家が社会問題になりつつあります。
国策としてこの問題に取り掛かっていることもあって、リフォーム事業のビジネス環境は追い風でしょう。住生活基本計画でググると色々検討が行われています。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
順調に成長しています。
棚卸資産が総資産の8割方を占めているようですが、中身は商材である中古住宅でしょう。在庫がないと販売できないので成長と共に増加するのは健全でしょう。
自己資本比率が60%と高めなのも特徴かな。同業他社の自己資本比率を調べると、イーグランドは37.3%、フジ住宅は25.7%、カチタスは39.9%と50%を下回っています。30%台は安全圏内ですのでもう少しレバレッジを上げてもいい気はします。
続いてFCF。
ここ数年は営業CFがマイナスになっています。当然FCFもマイナスで、マイナス分は財務CFの長期借り入れで補っている状況です。
在庫増は気になるところですが、未だに自己資本が高い状況なので在庫回転率が大きく下回らない程度で在庫を持つのは悪くないようには感じています。
- IR情報|株式会社 東武住販
IR本拠地。決算説明資料、中計あり。
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