2018年8月9日木曜日

今日の雑談 (8/8)

不動産業、色々ヤバい感じがしてアレですなあ


不動産投資家に対する金融機関の融資姿勢の厳格化等の影響もあり、投資用不動産の販売件数が伸び悩んだ

8/6に公開されたムゲンエステート[3299]の業績予想の修正の一部なんだけどね。

これ絶対、スルガ銀行のかぼちゃの馬車問題を引きずってますよね。最近、不動産系のIRの人に、銀行からの融資が下りにくくなってるんじゃまいかって聞いてるんだけど「投資用不動産は厳しいようだけど居住用は大丈夫」ってことらしい。

今、考えられる不動産セクターの不確定要因は以下の通り。

  1. かぼちゃの馬車問題による銀行の貸し渋り、もしくは信用の厳格化
  2. 消費増税による駆け込み需要とその後の需要減少
  3. 金利上昇による需要減退

今回のムゲンエステートの下方修正は1.なんだけど、そろそろ2.と3.が織り込まれるんじゃまいかと気になってる。特に3.の金利よね。ローン金利の引き上げは相当キツいだろう。その片鱗が若干見え隠れしたのが日銀の長期金利への忖度。


金融政策会議が始まる前からかなり漏れ漏れで、7/21あたりから謎の長期金利上昇が始まってたんよ。


マーケット|SBI証券より。で、日経平均と不動産業との比較は以下の通り。


不動産業 (不動産業) 【0282】 | 株探より日経平均との比較。

明らかに長期金利上昇を警戒した株価推移になってるわけでして、いやあどうなるんだろう。いくら駆け込み需要が強くても評価されないんじゃまいか。いや住宅需要って景気に大きく影響されるからね?金利は仕方ないとしても消費増税はちゃんとメンテしないと壊滅的な景気後退になりかねないな、と思った次第。


日経IRフェア2017→2018での出展社の差分


2018年参加


2018年不参加


撤退組が目立ちますなあ。残念です。


人材不足が続く限り、ソフトウェア投資は増えるんじゃまいか




黒田たんが展望レポートみてよぅって言ってたんで、みてたら結構興味深い。

人材不足は効率性を高めることで何とかしようとする動きのようですね。ここ数年、建設業の利益率があがっている一つの要因は、積極的な設備投資とみてます。中小企業はソフトウェアに投資したくても初期投資が大きくて投資できないところが多いんですよ。なので彼らを手助けするようなソフトウェア業は伸びるんじゃまいかって前から観察してたりします。

筋が良いのは「パッケージソフト」です。

3673 ブロードリーフは自動車整備工場のIT化支援で大きく成長しています。各々の整備工場がソフトウェア投資していたらコストがペイできませんからね。この分野に差し込めたのは慧眼でしょう(あの優待がなければ長期で持っていたのにプンプン)。

ウェルネット[2428]は、バス運営会社向けのIT化支援を行ってます。上手くいくかはしばらく先ですけど。

建設業だとCADがイケてるとみてる。

色々例をあげようと思ったんだけど面倒くさくなったので後は頑張れ。

0 件のコメント:

コメントを投稿