9366 サンリツ
サンリツは、特殊梱包に強みを持つ運輸業者です。四季報の同業他社にSBSホールディングス[2384]、ニッコンホールディングス[9072]。
サンリツ [9366] 当社は、工作機械、精密機器、医療機器等の輸出用梱包を得意としている。この分野で、梱包のみならず3PL事業、国際物流をおこなう企業は、当社以外には日本通運(9062)のような大手物流だが、画一的な取扱では無く、顧客の工場の近くに物流倉庫を設置するなど、顧客重視の対応で対抗。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月9日
なお、ニッコンHD(9072)(旧日本梱包運輸)は自動車主体で競合しない。当社は、関東、東北、北陸に拠点を展開。梱包専業は非上場でいろいろあるが、労働者不足もあり、名古屋以西に進出する余地はない。中国は、不採算事業から撤退、上海に梱包工場を残し、インド、タイ向け輸出でなんとか黒字を維持— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月9日
(今期売上高予想1.3億円と構成比率1%未満)。米国は西海岸に拠点を有し、同構成比率は4%であるが、19年10月竣工予定で東海岸ノースカロライナ州に倉庫を建設中。日系173社が進出しており需要は見込め、米国展開に注力。タイ等アセアンでの参入余地は現状ではない。不採算取引からの撤退、(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月9日
サンリツ(承前)ロボット制御ピッキングシステム導入による製品別消費期限管理の自動化による付加価値向上(上半期から回収期に)等の対応を取っており、マネジメントはきっちりしている印象。最大の課題は、人手不足への対処で、今期からベトナムからの研修生15名を受入の予定。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月9日
19/3期上期営業利益は予想比32%、金額で114百万円増の474百万円だが、通期予想900百万円は据置。米中貿易摩擦で、直近、当社調べでは中国からの対米輸出は3~5割減、中国の半導体投資等の減速による日本の対中輸出停滞等の不透明要素を考慮してとの事。但し、10~11月は堅調な推移と。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月9日
12/7終値661円でPER7.6倍、PBR0.48倍、配当利回り3.78%。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月9日
サンリツは、工作機械や医療機器などの障害に弱い機器の輸送を得意とする企業です。
8/20に個人向けIR説明会に参加した記録を掘り出してみました。
- 需要が増え倉庫が飽和状態に
賃借で対応している。人手不足により仕事を絞り込んでいる。 - 不採算の中国事業の撤退
梱包ではなく商品販売を撤退した。技術とは関係がない。 - 梱包はどこで行うん?
近隣の梱包工場(横浜・成田)で行う。梱包工場までは簡易的な梱包を行い、現地の梱包会社を利用する。 - 海外での梱包事業どうよ?
未開拓。中国は多いが東南アジアや米国では少ない。
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生産地ではないので梱包需要がないらしい。といいつつ米国に倉庫を新設するんですね。競合が少ないのかもしれない。 - 特殊梱包の同業他社どうよ?
専門で行っているところは少ないが、大手陸運(日通?)では子会社が梱包を請け負っている。シェア的には10%程度か(数値に記憶違いあるかも)
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他社のシェアを奪うほどの精力さは感じなかった。効率性を高めることで利益をあげていく作戦なのかもしれない。 - AutoStoreとはなんぞ?
自動倉庫化システムに投資した。ITによる効率化で25%の削減効果がみられた。省人化への投資は続けていきたい。 - 3代目社長
創業者とは関係のない経営者。オーナー企業からの脱皮を目指している。
主要顧客はオムロンだったと思うが記憶違いがあるかもしれないんで、気になったら各自で調べてほしい。
年率5%の投資アイディア 2018年版にノミネートするか悩んだんですが、輸送は景気に左右されやすいだろうということで外しています。
- IR情報|梱包、運輸、倉庫のサンリツ
IR本拠地。決算説明資料、動画、中計あり。
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