7856 萩原工業
萩原工業は、ブルーシートを製造する企業です。四季報の同業他社にエスイー[3423]、前田工繊[7821]。
萩原工業 [7856] 当社は国内産ブルーシートでは推定9割のシェアと圧倒的だが、安価な中国産に押されていた。しかし、16年の鳥取県中部地震等で、土のうを含め中国産の耐久性が無いことが判明、それが地方公共団体の共通認識になってきたので、今年は本格的に当社への追い風になった。災害多発の影響も— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月22日
あり、私は18/10期営業利益は上振れするのではとみていたが、28億円の期初予想に対し、27億円の仕上がりと未達であった。これは、9カ国で当社のバルチップを販売していたEPCホールディングスを今2月に買収したが、同社への既販売分のうち同社在庫として残っている分は、連結に伴い、売上の取消となるが— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月22日
その営業利益への影響は▲2億円で、当社も期初予想に織り込んでいなかったもの。一過性であるこの分を考慮すると、実体は悪くはない。19/10期は、営業利益で昨対4%増と慎重。ナフサ価格の想定は53,500円/㎘だが、12月には48,200円と急速に下落している。ナフサ価格に対する営業利益感応度は(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月22日
萩原工業(承前)1千円の下落で50百万円増。無論、ナフサ価格下落が定着すれば、製品価格引き下げにつながり、全てが当社のメリットになる訳ではないが、前期、価格転嫁の遅れで1億円弱の減益要因となった事を考慮すると、今期は相応の増益要因となる可能性が高い。また、今6月に買収した茨城県所在の— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月22日
平成東洋ポリマー(17/3期売上高43億円、営業利益3億円)には、萩原当社会長が社長として常駐して、経営改善にあたっている。海外戦略は子息が同販売統括会社社長として担当、当社は生え抜きの浅野社長が所管と分担して経営にあたっている。当社の将来性を判断するには、バルチップの今後の成長性如何に— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月22日
かかっているが、今後の需要予測を含めた資料の記載は十分ではなく、改善を要望した。バルチップは何かは次記アドレス及びそれにリンクされている製品説明等の頁をご覧頂きたい。鉱山用トンネルを含め多岐の用途にグローバルで使われているすぐれた製品と言えよう。https://t.co/A2xQnAjF0g— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月22日
過去の記事は以下の通り。
案外、取り扱っていませんでしたね。萩原工業はIR活動に積極的でして、私も何回か参加したことがあります。ちゃんと書けばよかったか。
原料であるナフサ価格に影響する原油先物(WTI)のチャートは以下の通り。
様々な要因はあったもののやはり10月のサウジアラビアの皇太子の事件が余計だったように感じています。今後、中国の需要もどうなることやら。
私もバルチップの動向について聞いたのですが、昨今のマイクロプラスチック問題が顕著になり、官公庁関連を中心に受注が取りにくい状況である話を聞きました。半年前くらいの話だったので今はどうなっているのか分かりませんが、状況は変わっていないと思われます。
惜しいですね。
- IR情報 | 萩原工業株式会社
IR本拠地。決算説明資料あり。新中計待ち。
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