9908 日本電計
日本電計は、測定器を販売する専門商社です。四季報の同業他社に明治電機工業[3388]、西川計測[7500]。
日本電計 [9908] 13年前に説明会を実施したことはあるそうだが、実質的には、今6月に次ぎ2回目。当方初参加に付、紹介する。国内44拠点を有し、電子計測器専門商社として首位、シェア30%。2位は5~6%位と国内では圧倒的。但し、5G、自動運転関連等は別にして、市場は縮小傾向であり、1千億円程度。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月11日
その為、中国、アセアン、インド、今期は米国に1拠点と12カ国、計44拠点、ここ半年で5拠点増と海外展開に積極的。また、環境試験機器(シェア10%)、理化学分析装置(同2~3%)等への横展開も図っている。今年、上海現法を中国新三板市場(店頭株市場)で公開し、資金の一部回収を予定している。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月11日
19/3期(予)は、営業利益で昨対2%増と注目を引くものではないが、過去最高の売上高、諸利益、9末受注残と好調。なお、営業外に現法に係わる為替損益を計上するが、その為替感応度は、1円の円安で20百万円の+。上期は、3末105円前後→113円前後への円安で、(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月11日
日本電計(承前)173百万円の営業外利益の計上となり、経常利益は営業利益比、増益幅が大きくなっている。3末の為替次第では、逆に作用することもあるのに留意。当社は、中計での20/3期売上高目標1千億円を今期に達成見込なので、見直しを検討中だが、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月11日
米中摩擦の日系企業への悪影響を見極めながらとなる。12/11終値1,516円でPER5.9倍、PBR0.82、配当利回り3.10%。当社としても低バリュエーションを気にしており、シェアードリサーチに英語版のレポートの作成を依頼、外人投資家への認知向上にも着手(日本語版も当社ウェブサイトから閲覧可)。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月11日
配当性向は18%と低い。一挙の引上は考えていないが、毎年、増配していきたいと。M&Aの好手と言われるあい ホールディングス(3076)が筆頭株主で19.4%を保有。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年12月11日
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
売掛債権の回収が遅いのが気になります。顧客に信用度の低い企業が多いようですと、景気悪化の影響を受けるかもしれませんね。
投資CFは殆どありません。商社ですので設備投資の必要性がないのでしょう。
2018年度は営業CFがマイナスで財務CFがプラスになっています。これは急激な売掛債権の増加に伴い、短期借入・長期借入を増やしたのが原因のようです。売掛金の回収が遅れると致命傷になりかねない怖さはあります。
- 投資家情報 | 日本電計株式会社 計測機器の総合商社
IR本拠地。決算説明資料、中計あり。
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