いつにも増して手抜き記事になってますね。大丈夫か日経新聞。
産業天気図の使い方については以下のページを参考にされたい。
- 貨物輸送:小雨 → 曇り (↑)
値上げ浸透による収益改善が進む。海運は燃料価格高止まりが重荷に。
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どの陸運業も強気で値上げを飲んでもらっていると言ってました。やはりマーケットトップのヤマトHDが率先して値上げを飲ませたのが大きいようです。逆に値上げをしないとこなせない程の仕事が回ってくるようで、その影響で増収増益だったところもあったようです。
今の原油価格ですと、海運業にも恩恵がでてくるかもしれません。陸運業ですとサーチャージ代は貰っているとのこと。 - 電子部品・半導体:薄日 → 曇り (↓)
スマホの高額化が進み、売上が伸び悩む。北米・中国共に不透明な状況。自動車・産業機械向けは堅調。CPUの生産遅れが減速要因に。半導体装置は投資抑制へ。
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CPU、というかIntelの微細化遅延疑惑がありまして、1つ前の技術での量産をせざるを得ない状況、らしいというのが市場の見方のようです。実際、CPUの逼迫が消費者にも聞こえる程度には出荷量が少なくなっています。 - 「Intelは難航する10nmプロセスを中止する」という情報、Intelは速攻で完全否定 - GIGAZINE
- TSMCが独り勝ちする理由 - 独走態勢の裏に根強く生きるムーアの法則 | マイナビニュース
- 産業・工作機械:薄日 → 曇り (↓)
米中貿易摩擦の影響により工作機械受註統計で中国向け前年度割れ続く。
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内需は工作機械見本市の開催年ということもあって堅調なのですが、外需の減少が大きく全体では前年度割れ続く。
気になった点は以下の通り。
- 米中貿易戦争と税制改正への懸念が多い
2019年に向けて見通しの良いコメントは少ない。消費増税後の動向が不透明で経済の転換期になりそう。
住宅は政府の消費増税対策待ちだが前回ほどの駆け込み需要はないとの見通し。 - コンセッション事業の好機
去年の12月、水道事業へのコンセッションが認められたことと起因していると思われるオリックス井上社長のコメント「公的施設の運営権売却(コンセッション)も好機。ただ出資条件は時間とともに劣化することもありガバナンス強化が必要だ」が興味深い。水道事業は自治体ごとに管理、運営されておりその人材確保と維持費用がバカにならなくなっているのを民間を通じて広域的に共有するメリットはありそう。そもそも自治体同士の連携ができていれば民間に委託する必要はないと思うが、民主主義の限界だろう。 - 米国ビザが取れにくい
インバウンドで有利に働くとの見通しが興味深い。日本からビザが取りにくくなった、という話は聞きましたが、中国から米国へのビザも取りにくくなっているらしい。考えてみれば当たり前か。 - 「晴れ」マークは4つ
「旅行・ホテル」「建設・セメント」「アミューズメント」「人材派遣」の4つ。どれも東京五輪、インバウンド需要が絡んでいる。 - 薬価改定の見送り
2019年4月の薬価改定は見送られることに。消費増税のタイミングで薬価改定を行う話も出てきているんだけどよくわからない。IRの人に聞くしか。
コスト増を値上げで対応できませんので、消費増税は医療業界ではマイナスに働きます。
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