2173 博展
博展 [2173] 19/3期上期営業利益は計画比926%増、金額で240百万円増の上方修正だが、通期予想は据置。広告宣伝、研修費等の投資の上期からの繰り延べ分実施30百万円のほか、体制変更に伴う研修等で営業が低下することが理由だが、保守的過ぎるのではとの問いには、頑なに否定。体制変更とは展示会、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年11月18日
イベント等の商材別組織から顧客別組織への変更。(これでノウハウの移転がうまくいくのかの質問に)実態追認の色彩も強いとの事であり、収益低下の程度の算定は過大と思えるが、当方部外者であり、憶測に過ぎない。問題は、オリンピックで東京ビッグサイトの19/4~20/11の平均利用可能面積は約6割、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年11月18日
21/3期2Qにあたる大会期間中は零となること。催事は規模を縮小して開催数の落ち込みを少なくし、金額で8割は維持出来ると社長は推定しているが、他の東京近辺の会場も大会期間中は使えなくなる影響もある。但し、19/9迄に展示面積60千㎡の愛知県国際展示場が開場し代替開場として使えること、(続く)— 決算説明会 (@gantky1) 2018年11月18日
博展 (承前)また、オリンピック関連イベントが増える効果があるので、利益面への影響は読みにくいが、20/3期、21/3期に関し、慎重な利益予想を出してくる可能性は踏まえておきたい。今上期にイベントプロモーションの売上高比率が展示会出展のそれを逆転したが、イベントでの競合は大手広告代理店、— 決算説明会 (@gantky1) 2018年11月18日
専門の広告代理店で、当社はデジタルに強み。5年前にスタートしたが、化粧品、スポーツブランド、酒などの高級飲料で億単位の案件を獲得出来るようになった。展示会出展での競合は、広告代理店、乃村工藝社(9716)等。50年間のノウハウの蓄積で.スピード対応、デジタルの提案力が強み。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年11月18日
このシェアは統計が無いので正確には不明。しいて言えば、1割も無いと推測されるが、首都圏ではトップクラスと。課題は、両部門とも人材の獲得。クリエイティブの高さでは国際的な賞も多数受賞し、これも強みと自負。初めて出席したが、昨年度来の収益の強さは印象的だ。— 決算説明会 (@gantky1) 2018年11月18日
従来のマスコミ四媒体の弱体化により、よりリアルに触れることができる展示会に広告費が割り当てられており、この手の業界が潤っている、という話は数年前聞いたことだったかな。
この業界は労働集約型のビジネスでして、イベントをこなすための人数が重要になります。成長性をみるならまずは従業員の増加でしょう。ただしこの業界、従業員の賃金が他より高い傾向があり利益率を上げることが困難のようです。例えば同業他社の大手である乃村工藝社の平均年収は921万円(四季報より)で、従業員数は連結で1698名とコストの多くは人件費に集まります。この点でいうと博展は平均年収544万円、従業員374名と結構、人件費が掛かっていない特徴があります。昔、理由を聞いたんだけど忘れちゃった。
オリンピック前後では様々なイベントがあるでしょうから書き入れ時なのですが、オリンピック中はイベント会場が全て使えなくなってしまい、その間の収益を問題視しているようです。まあそうなりますよね。
それ以外でも今後、景況感が冷え込むことがあれば、イベント開催も見送られることになり、その間の人件費で利益を大きく削ってしまう業界であることは注意したほうがいいかもしれません。
そいや野村IR 資産運用フェア2019に出展するようなのでまた色々聞いてきます。
- IR情報 - 株式会社博展 -
IR本拠地。決算説明資料あり。
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