2013年9月5日木曜日

【ennさん投資講座】 13日目:テクニカル分析

リスク嫌いの投資家は大金持ち​​​​​​​​​​​​​の夢​を​見​る​か​? - 2013/08/30 21:33開始 - ニコニコ生放送より。

テクニカル分析は、仕掛け時を図るために使うことはあるが、今はメインで使っていない。

トレンドフォロー型とカウンタートレード型の2つある。

トレンドフォロー型


  • ブレイクアウト手法
    例:移動平均線の短期と長期の2本を用いて変化点で売買を行う等
  • リスク管理がやりやすい
    ブレイクアウトが発生する頻度は少ない。損切り判断はしやすいので使いやすいので好み。
    オシレーター型の方が勝率は高い傾向にあるが、損切り判断がしにくい。
  • 損切りラインの設定が全て
    損切りラインが簡単に仕込みやすい。損切りの頻度が多い。利益になるトレードは3~4割程度と言われる。適切な損切りラインの設定が重要。
    損切りラインが浅すぎると損切り回数が増えてしまって大きなトレンドで儲けが少なくなってしまう。逆に深すぎると損失が大きくなってしまいトレンドをとっても大きな儲けにならない。
  • 時間と価格
    一定の時間内でのトレンドで損切りを設ける方法と、一定のボラティリティ内でのトレンドで損切りを設ける方法がある。

カウンタートレード型


  • オシレーター系
    例:ボリンジャーバンドを用いて統計上の標準偏差を用いて売買を行う等
  • デイトレーダー向き
    異常な値段が付かない事が前提となる。短期トレードなのでリスクが限定されやすい。収益は小さく、売買回数は多くなる傾向にある。
  • オシレーターによって売られ過ぎ、買われ過ぎの判断が違う
    ブレイクアウトはほぼ一致する傾向にある。

  • 「カウンターのエントリータイミングは、よく分からないんですよね」
    各手法のルールに従って、としか言いようがない。
  • 「カウンタートレードの一般的な時間軸ってどれくらい?」
    人によるとしか言いようがない。年単位でする人は見たことが無い。週単位が一般的。上手い人だと日ばかりの人もいる。



  • テクニカルで必要なのは損切り
    マネーマネージメントが殆どを決める。どんな手法でもある程度の利益が出るはず。

  • 「どこで損切りすべきかはわかってるはずなので、そこで迷わずに切ると」
    設定しにくい。
  • 「10pを取りにいくか、100pを取りにいくかで変わってきますね」
    です。
  • 「フルインベストメントは否定ですか?」
    否定はしない。リスクとリターンとの兼ね合い。100%勝てるのならフルインベストメントが最適だし、50%程度なら否定する。
  • 「カウンタートレードでナンピンはあり?」
    無し!死んでしまいます。
    いったんポジションを取ったらサイズを変えないのがベスト。
  • 「ブレイクアウトでの買い増しは?」
    有効なパターンはある。買い増しの額は段々小さくするべき。買い増しする度、額が多くするというのは理屈に合わない。早い段階で買い増しする方法を見出すべき。
  • 「ブレイクアウトで買うのはいいけど、ブレイクアウトで損切ろうはやめた方がいい(真顔)」
    ですね。
  • 「さっきの続きですが、カウンタートレードで損切るときはブレイクアウトだからドテンで買っても良い?」
    駄目です。往復ビンタ喰らう可能性がある。
  • 「損切り基準とかも話しました?」
    話せなかった。オシレーターは時間軸が違うし狙うものも違う。適切な損切り基準は時間軸の違いによって大きく異なる。


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