中小企業の事業継承についてのお話
興味深かったのでメモ。
個人事業主の生前譲渡、許認可不要に 政府検討 :日本経済新聞へのコメントかと思われる。確かに担保になる資産を持っていなければ継承したいとは思わんよね。継承するまでにバリバリの黒字企業にしないといかんわけか。
中小企業の事業継承を巡る話は調べてみると本当に酷くて、経営者保証を止めない銀行の慣行によって中小企業を継承しようとするといきなり数億円の債務保証をさせられることになるんだけど、これまた銀行の慣行で前経営者との二重保証にさせられてしまうことが多いんだよな。— すずもと (@aruto250) 2018年10月31日
つまり事業を継承する前から、前経営者と同等の債務負担能力を求められてしまう。仮に親子での事業継承であっても、親の資産は前経営者の保証が外れないから相続して担保にすることもできない。これでは(経営能力の問題を措いても)都会に出ていった子供が勤め人を辞めて事業を継承できるわけがない。— すずもと (@aruto250) 2018年10月31日
ちょっと見てみると、今年の1月から8月の人手不足関連倒産272件中204件が後継者難によるものとある。そりゃあそうだろう。好景気の人手不足なんかじゃ全然ないのだ。賃金だって上がらないわけだ。https://t.co/n96CcCvHw5— すずもと (@aruto250) 2018年10月31日
銀行が、事業性評価みたいなことを面倒臭がってやらないくせに取りはぐれたくないから経営者保証の慣行を止めないし、二重保証も蔓延している。そうして事業継承に厳しい前提を作っておきながら、後継難による貸付先の消滅を身勝手に憂いて推進し始めたのがM&Aによる事業継承だ。— すずもと (@aruto250) 2018年10月31日
そしてとうとう外資に中小企業のM&A情報を公開するところまできてしまった。— すずもと (@aruto250) 2018年10月31日
強者の側がリスクも取らず、自分達の慣行も変えたくないがために国を売り始めたようにさえ見える。https://t.co/EfmVfMuAYq
羽衣チョークなんかもそうだけど、優良な企業、優れた技術を持つ企業であっても、銀行によって高く設定された事業継承のハードルを越えるだけの体力がもはや国内にはない。そして銀行はハードルを下げる気がない。ミイラ企業の淘汰が進むのは結構なことだ、みたいな見方さえある。— すずもと (@aruto250) 2018年11月1日
でまあ素人考えとしては、こういう話みたいな展開を想像してしまうわけだよな。中国資本が買いに来るだろうと。そして優れた技術と設備は本国に移転され、いずれ日本の工場は畳まれる。日本で操業するにせよ移民の雇用は今以上に積極的になるだろう。https://t.co/VYMzLzFWoe— すずもと (@aruto250) 2018年11月1日
旅館なんかも後継者難で廃業の危機にあるやつがたくさんあるけど、そこに外国資本が入ってくるわけだよな。外国資本が日本の旅館を外国人向けに営業して日本の文化を売りにする、みたいなことが起こる。エキゾチシズムの大売り出しになっても防ぐこともできない。— すずもと (@aruto250) 2018年11月1日
サイコーにダサい感あってアレ
言問通り沿いの鶯谷と入谷の間の処分品投げ売り催事場がセブンイレブンになったのだけど、イートインが店内と隔離されて一辺外に出ないと入れないようになってるのね。官僚と政治家が馬鹿な事やって世の中が馬鹿に振り回されてるのを実感できる。 pic.twitter.com/QfaXcaLwvq— ask (@whirlpool) 2018年10月31日
これ上手く行くんだろうか。イートインの定義がよく分からんくなってきたな。
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