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今月のナビゲーター担当は片山さん。
- ひふみ投信 6.00%、TOPIX △0.18%
6月の下落分を7月で取り戻した形になった。 - 6月から相場追従型のポートフォリオからひふみスタイルに切り替えた
6月は駄目だったが7月で取り戻すことが出来た理由。 - 選挙の結果でサプライズは無かった
下馬評通り。今後の政治で注目されるのは消費税増税と法人税減税。 - 現金比率 25% → 14%まで引き下げた防御力を下げた。
- 影の銀行問題
鉄鋼業の過剰投資等、問題は山積みになっている。が、短期的には大きな問題に発展することは少ないのではないか。影の銀行も問題だがそれより規模の小さい「小額貸款公司」という仲間内の金融、中国版マイクロファイナンスの規模が10兆円あると言われている。これらは仲間内の金融以外にも近場の鉄工所等にも投資していて、それが焦げ付き始めているらしい。仲間内なので世界の金融には直接影響は起こらないだろうが、政情不安として顕著化する可能性がある。
中国関連の銘柄は避けるようにポートフォリオを組んでいる。 - 中国の景気悪化
追従しているASEAN地域の景気も悪化することが想定される。
中国景気悪化 → ブラジル鉄鉱石低迷 → ブラジル景気悪化 → ブラジルに多く貸し付けているスペインの焦げ付き懸念 → スペインの景気悪化、というパターンが警戒されている。バーナンキも認識済み。 - 米国・日本の景気回復
今後の景気は先進国が中心になるのではないか。7270 富士重工業 (組入れ11位)は米国景気に支えられて株価を伸ばした一例。 - 第二の黒田砲
米国景気が良くなればFRBの締め付けが始まり景気は良好でも株価が下がる → 日本の景気低迷、黒田砲発射!米国景気が悪くなればやっぱり黒田砲発射!
いずれにしろ近い内に黒田砲を再発射することになるのではないか。 - 売買代金の低迷
期待値織り込み済み。1Q決算結果より買いあがることは無いだろう。相場一服。 - 秋のテーマは賃上げ
今の政権が賃上げを容認するよう働きかける可能性が高い。これが成功すると景気に影響を及ぼすのではないか。 - オリンピック関連
トルコが躓いた感あり。もしかして東京で決まるのかも。 - 五月さんのホームラン銘柄について
ランクインすれば明言したのだが仕込みが薄くランク外になっている。ネット広告銘柄。 - 3769 GMOペイメントゲートウェイ (組入れ1位)
電子商取引。公共料金系の取引に強い。大手の顧客への比率は高い。今の所、死角のない銘柄ではなかろうか。 - 9477 KADOKAWA (組入れ17位)
「艦これ」関連で一躍有名に。コンテンツフォルダー、電子書籍銘柄として組み入れた。「艦これ」自体は「パズドラ」に化けることは無いんじゃないか。スマホで遊べないのがネック。 - 9513 電源開発 (組入れ2位)
効率の良い石炭発電に注目。原子力発電の再稼働が難しい状況で安価な発電となると石炭発電が注目されるのではないか。景気動向に左右されにくい銘柄でもある。 - 6326 クボタ (組入れ6位)
農業関連。日本農薬と同様。 - 2193 クックパッド (組入れ16位)
株価は割高。機関の組み入れが少ないのでチャンスはある。ネット系で材料が豊富。
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久しぶりにひふみアカデミーに参加しました。
目算70人はいたでしょうか。年齢は高めですが若い娘さん達もいて雰囲気違うやないか、と思ったり =)。前に行った時は10人くらいの小さな会で、その頃は五月さんとかもボキュと同じ席に座っていたのになあとは感慨深くてアレです。質疑応答も活発で私ごときが場繋ぎの質問をする必要もなく、景況感や個別銘柄について聞いていました。
組入れについては、やや光るものが足りない感じは否めないですね。J-POWERはやや意外でしたがひふみが買わない銘柄ではないし。組み入れ比率も3%を超えているのもないし、広く薄く分散して様子見というところなのでしょうか。
ひふみ投信に口座を持っているのなら是非参加してみては。
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