2013年8月5日月曜日

【ennさん投資講座】 4日目:マーケットの状態を確認する方法を見つけよう

マーケットの状態を確認する方法を見つけよう


ennのニコニコ放送局-ニコニコミュニティの4日目(8/5)。

良いマーケットの状態でおカネを入れることが重要。良い銘柄である重要性よりかは優先度が低い。

例えば以下の通り。

  • 売買代金の推移
  • 東証一部の値上がり銘柄数・値下がり銘柄数
  • 過去の値動き、水準

以下、質疑応答。

  • 運用資金が少なかった頃の方が楽しかった?
    気楽ではあった。
  • 利確した銘柄がさらに強かった場合、売値より高くても買い戻すことありますか?
    無い。
  • 個人投資家の機会損失とは?
    無い。機会が活かせないならないのと同じ。期待値が存在しないのに機会ってある?機会に囚われない方がいいんじゃないか。
以下、雑談拾い食い。
  • 投資で成功するというのは、チャンスにどれだけのおカネをつぎ込めるかどうか
  • 資金を入れるということは、おカネを危険な場所に置いてあるという認識を持つべき
  • PBR0.5倍以下が理想、PAR10倍以下、PBR1倍以下、配当国債の利回り+2%が基準

補足

今回、困ったのは確認する方法については各々の手法に合致した方法を見つけろ、と投げっぱなしでじゃあennさんの具体例は?って所までに話が進まなかったところだろうか。

例えばennさんは、原油先物の高騰、円安推移、インフレ誘導あたりを見据えて8031 三井物産1605 国際石油開発帝石を組み入れていたりする訳ですが、どちらかというとこれは閃き(アート)に近い話で言葉で表現するのは難しい、ということにならないか。

各々、センス磨けよってことだと差が出てきてしまいますよねって話になろうかと。簡単に言うけど、それ、相当難しいと思うけどねえ。

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売買高の推移ならイベント投資で有名な夕凪さんのサイトが参考になると思う。現物以外に先物も合わせて判断しています。アノマリー系の研究は素晴らしいのでお勧めです。


ボキュの場合、マクロは勿論見てますけど、それよりはミクロの変化からマクロの確認というパターンの方が多いかな。

  • 同業他社を含めた月次
    特に外食に有効。なんだかんだ皆同じような株価推移なので、ざっくり同業他社の株価を見ていれば逃げる時期も大よそ判断できる、と思ってる。PERとかはむしろ織り込まれているケースが殆どで、変化だけ注目していればいいお気軽さもある。
  • BBレシオ
    半導体装置の統計。半導体装置の方は個々の受注高から判断する方が確実。半導体産業の実需から半年くらいの遅延があるのでその間に仕掛けたり逃げられたり。
  • 騰落レシオ
    値上がり銘柄数と値下がり銘柄数から算出。相場の過熱感を判断するのに使われるんだけど、アベノミクス相場では過熱しまくりで役に立ちませんね =)。もう少し落ち着き始めたらまたワークし始めるかと思います。この指標を使うならETF売買の方が効率的かも。
  • ダウ平均の個別銘柄
    急騰した場合、何が評価されているかの判断に使えます。たった30銘柄ですし、どれも有名な銘柄なので覚えちゃいましょう。

後は金価格、原油価格、為替、10年米国債利回り等、判断基準となる指標は色々あるでしょう。FXなら雇用統計とバーナンキのおっさんの呟きとか。

何を見て何を判断するかは個人に委ねられる、と言ってもねえ。

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