マネーマネージメントについて (その3)
ennのニコニコ放送局-ニコニコミュニティの7日目(8/12)。理想的なマネーマネージメントとは、勝率が分かっていてその上で利益率が分かっていること。
- マーケットは「分からない」
長期投資の場合、サンプル数が足りないので勝率や利益率を導き出すのは難しい。
短期投資の場合、ボラティリティを考慮して枚数を管理するのが良い。ただし一定のサンプル数を取るには同じ手法をやり続けないと意味が無いので難しいかもしれない。 - マネーマネージメントは短期投資の方が役に立つ
マネーマネージメントは売買の始めから終りまで係わる事なので、トレード回数が多いデイトレの方が影響がある。
マネーマネージメントについて (その1)のおさらい。
特にデイトレではこのやり方が単純で有効。トレードする枚数を低くすることでリスクを低く抑えることが出来る。
- 「取れるリスク」を1%としている理由は特に無い
1%にしたのは100回チャレンジできるから。勝率が良ければ2%とかにしてもいい。自分が破産しない程度のリスクを取る事が重要。 - サンプル数は充分に取る
10日間(2週間)だとデイトレ向き。デイトレでも、もっと多くのサンプル数を適用するのが望ましい。
以後、質疑応答。
- 「同じ銘柄でリスク1パーセントのトレードを10回やるのと、1トレードで10%のリスクを取るのでは大きく違いますか?」
違う。1%*10はその時々のトレードで勝率が異なる。10%*1だとその時々の勝率が安定しない。トレードを10回の方がリターンが安定する。破たんするのを避けるのがマネーマネージメント。 - 「1年のボラを見るとしたら、日足?週足?月足?」
月足でいいんじゃね?
補足
各銘柄のボラティリティを確認できるサイトがあったのですが、サービス終了してましたorz。探してみますね。
TOPIXに対する「ベータ値」、「対TOPIX相関係数」、「標準偏差」なら会社四季報CD-ROMで出力できます。方法についてはいずれ。
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