2016年5月5日木曜日

2169 CDS、3916 DIT - 今日の決算説明会さん

決算説明会(@gantky1)さん、まとめページ

2169 CDS


CDSは、説明書作成、FA事業、技術サポートを行っている企業です。四季報の同業他社に7812 クレステック2185 CMC






ドキュメンテーション事業がメインとはなっていますが、比率としては上記の3本柱で2:1:2程度の売上になっています。家電系のマニュアル作成がメインでして、シャープもメイン顧客とのこと。IRに影響を聞いてみたのですが、速やかに需要が減るものではないとの見通しでした。同業他社も同様に売上を減らしているので、今期はこの分野は厳しいかと思われます。

FA事業は、上場後まもなくM&Aで取り込まれた事業かと思いました。FAというとファナックのイメージになるのですが、やはりこの分野も大きな成長は見込みにくいでしょうね。

技術サポートですが、これは大きく伸びる要素があります。

子会社の株式会社MCORでは、自動車メーカー等の開発部門の中核システムであるCAD、CAE、BOMなどの技術系システムの開発ならびに運用業務の受託を主たる事業とする技術システム開発事業を行っております。

決算短信から、自動車関連の派遣・請負をメインにしている子会社が好調のようです。よく考えたら今ナウな話題の三菱自動車の請負が多く含まれている訳で、不安要素がありますね。

纏めると、ドキュメンテーション事業を軸としてM&Aで成長をしていく方針のように感じました。ただシナジーがあるM&Aかどうかはビミョーでして、変に資本を食いつぶさないか心配があります。

どうなんでしょうね。


3916 デジタル・インフォメーション・テクノロジー (DIT)


DITは、ソフトウェア下請けを行っている企業です。四季報の同業他社に4674 クレスコ3837 アドソル日進2317 システナ






'15/06上場。


WebARGUSの改ざん検知機能は、やっぱりTripwireが競合になりますよね。Tripwireは歴史が長くオープンソースとして広く配布しているので、技術者達の経験値が高く使い勝手がいいです。昔からの技術者ならまず選択肢に上がるソフトウェアになります。既存のユーザーを取り込むのは難しいでしょうね。


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