2016年5月23日月曜日

今日の雑談 (5/23)

機会平等と結果平等


平等でないことで不満が溜まってるんだとか。

平等は、機会平等と結果平等と分ける必要があると思うんよ。機会平等は自由恋愛による結婚だとすると、結果平等は統一教会の合同結婚になるだろうか。

どっちも平等ではあるが、どちらの平等を選ぶかというと多分、多くの人は機会平等を選ぶと思う。恋愛が上手く展開出来ないとそれに対して不満が溜まると言われても、じゃあ社会全体が合同結婚にするべきだ、というと違和感があるはずだ。

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昔より今は平等ではない、という。そうなんだろうか。

理想社会には程遠いかもしれないが、昔よりは機会平等が増えているだろうし、チャンスを掴んだ人は大きなおカネを手にできる社会であるとは思う。全てが全てとは言わないが昔よりはマシだろう。

先天的に平等で足り得ないことは多い。

生まれながらに美形で産まれる人もいれば、親から資産を受け継いだ人もいる。才能も先天的な能力が多いだろう。平等ではないし、これが格差の原因だ、といえばそうなのかもしれない。

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最近の違和感は、機会平等、結果平等に係わらず、増税によって平等にしようという流れだ。資産を受け継いだ人や努力の末に資産を築いた人に増税をすることで資産の平等化を図ろう、といった感じ。

これって結果平等のための施策に思えて仕方が無いんですよ。ある程度、税負担を担ってもらうのは仕方ないとしても、どうもバランスを崩しているように感じるんです。

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そこで僕は提案したい。

高学歴に増税を

増税分を今の学生の学費に当てることでバランスの取れた平等が確立できるのでは、と。

正味な話、「学歴なんて関係ない」とか嘘吐きばかりの社会ですよ。スタートラインは同じとか嘘ばかり。学歴の高い連中には成功確率の高いチャンスが割り当てられ、学歴の低い連中には誰にでも出来るような仕事か、成功確率が極めて低いチャンスが割り当てられ、仮に成功したら学歴の高い連中がかっぱらう、それが日本の学歴社会じゃないですか。

医者や研究者等、社会の負担が大きい学歴の連中が、それを活かすこと無く専業主婦(主夫)になるとか、どんだけ機会損失を社会に与えているか。

だから平等にするんです、増税で。


6409 キトーの決算説明会動画を見ながらメモ


大体、決算が終わってから2週間くらいしてから決算説明会動画が公開されるのですが、今回はちょっと早めでした。今見ながらメモを書いてる。今回の動画は中計付きらしい。

  • 4Qの日本・米国は堅調だった
    3Q決算と同時に下方修正を開示した。コンサバに見た分、想定していたよりも堅調に推移した。円高の影響で米国の在庫評価が変化したことにより若干利益が上がった。会計理由。
  • 日本は堅調
    期待の土木・建設の設備投資が戻りつつあり堅調な状況を維持。
  • 米国はM&Aを行ったピアレス社が不調
    ピアレス社は資源マーケットに依存する事業。原油安の影響より米国のシェールオイル、カナダのサンドオイルが減産に追い込まれた影響を受けたと思われる。3Q、4Qはやや弱含み。
  • 中国は状況悪化が続く
    事業規模が30~40%縮小している状況。全体からすると頑張っているのではないかと思っている。中国が足を引っ張っていない。
  • タイ・インドネシアは収益改善できた
  • 今期は日本・米国は横ばい予想
    米国は周期的な低迷になっていると考えている。悲観的には考えていない。大統領選のエネルギー対策については先が読めない。
  • 今期の中国も先が読めない
    鉄鋼の価格が反転し始めているのだが、健全な反転ではないと見ている。しばらくはじっと我慢。
  • 現在のブラジルの経済状況は最悪
    だがブラジル事業が立ち上がりつつある。期待できそう。
  • 今後は製品の拡張による成長を目指す
    市場の拡大は期待できないことによる。
  • 中計の前半は事業の足腰の強化、キャッシュの増加を目指す

私がキトーをみている理由は、キトーという小さな企業から世界全体を俯瞰できるからです。ホイストという製品は、製造業の設備投資では必要不可欠なのです。キトーは欧州以外のシェアは高く、各地の製造業の景況感をに強く影響されるんですよ。

変な統計よりずっと現実的です。私はそう思ってます。

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