2016年5月1日日曜日

9790 福井コンピュータHD - ジェイリバイブ (16.04.22週次)

ジェイリバイブ(SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ) まとめページ

9790 福井コンピュータHD


福井コンピュータHDは、建設関連のソフトウェア(CAD)を開発・販売する企業です。四季報の同業他社に4667 アイサンテクノロジー

今週は、建設業に特化したソフトウェア開発メーカーとして成長を続けている「福井コンピュータホールディングス」をご紹介し ます。建築・土木・測量の3分野で事業展開している同社が得意とするのは、「CAD」と呼ばれる設計支援システムです。主力の 建築CADは国内首位のシェアを有し、販売実績は累計6万本以上、全都道府県の地場ビルダー上位10社のうち6割以上が利 用するなど、建築分野の設計業務現場に浸透している存在です。同社がここまで支持を集める理由としては、顧客の意見や要 望を集約・分析して製品開発に活かしていることが挙げられるでしょう。例えば建築CADでは年間11万件の問い合わせが寄せ られますが、これらは全て要望レポートとしてシステムに蓄積され、それをもとに使いやすい製品を検討し、次期製品の開発に 反映するという流れが出来上がっています。実際に、年間100項目以上の機能拡張が行われており、顧客にとって常に使いや すい状態が保たれています。また、従業員には建築系の有資格者を多数抱えているため、現場に即した最適な製品・サポート が提供できることも大きな強みとなっています。土木や測量分野でも同様の強みを活かしながら、業界内での高シェアを確固 たるものにしています。

他業界と同様に建設業界においてもICT(情報通信技術)化は着実に進んでおり、それを支援できる企業グループとして同社 には追い風となっています。既存のCADだけではなく、新築・リフォームを行う際に必要な建材・住宅設備機器を3Dデータで見 られるカタログサイト、3Dレーザースキャナーやドローン等で取得した数億点規模の点群データを活用した測量・土木設計な ど、先進的な開発も積極的に行っており、同社の存在感は更に高まっていく方向です。確かな技術と顧客との信頼関係を武器 に、今後も同社は着実な成長を目指しています。

15.11.27からの続きです。


状況はあまり変わっていない様子。相場テーマでドローン関連として取り上げられることがあるようで、直近の株価の上昇を支えてるようにみえます。月次からみると今の株価は評価されすぎのような気はするのですがどうなんでしょうね。

  • http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20160422.pdf

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