3355 クリヤマHD
クリヤマHDは、ホース等のゴム資材を製造・販売する企業です。四季報の同業他社に7240 NOK、4231 タイガースポリマー。
クリヤマホールディングス [3355]16/12期は、売上高は昨対7%増だが、経常利益は同16%減の計画。今期の北米の売上高構成比は46%(営業利益構成比59%)、日本の3部門計同42%(同17%)、昨年買収したスペインのゴムホースメーカーの売上である欧州同9%(同18%)と— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月10日
@gantky1 北米事業の比率が高い。日本の営業利益には後記のサンエーの赤字8億円の影響大。想定為替レートUSD/JPY118円、為替感応度は1円で売上高2億円(含むカナダ分)、純利益13百万円。サンエーは昨年買収したディーゼルエンジンの排気ガスの有害物質除去装置に使われる— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月10日
@gantky1 尿素水識別の熱センサーのメーカー。先行の超音波センサーに比べタンク内の気泡発生による誤認知が少ない特性がある。規制強化は追い風で、建機・農機具メーカーからを含め引き合いは多いが、設計で採用されても量産化される迄、あと数年は収益が厳しい。需要に対応するための設備— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月10日
@gantky1 投資に20億円位かかる。東証1部昇格を証券会社から勧められ、株主総会でも毎回いつやるか訊かれるが、気持ちとしては筋肉質の企業体にしてからが7割、早期にやるが3割で、意図はあるが(具体的な)計画はない。 配当性向は当面は20%だが、将来的には30%にしたい。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月10日
積極的なM&Aを行っていた企業だったので注目していた時期がありました。今後、東京五輪に向けて施設の新設・改装に合わせた需要も増えてくるはずです。
資材関連ですので、シクリカル要素を強く持っているところは注意したほうがいいでしょう。北米に力を入れているので為替にも大きく影響を受けます。
資材関連ですので、シクリカル要素を強く持っているところは注意したほうがいいでしょう。北米に力を入れているので為替にも大きく影響を受けます。
5/2現在、PER 5.31倍、PBR 0.54倍、配当利回り 3.33%とかなり不遇な扱いを受けており、資産バリュー銘柄としても悪くないんですが、外国人投資家不在の状況ですとモメンタム以外で株価が動きそうもないのが日本市場。
時間は掛かりそうな気がします。
時間は掛かりそうな気がします。
3394 ネットワークバリューコンポネンツ (NVC)
ネットワークバリューコンポネンツ [3394]アナリスト向け未開催の為、日本証券アナリスト協会主催の個人投資家向けIRセミナーより。売上高の7割が機器・ソフトの販売をおこなうネットワークソリューション事業。残りの3割がシステム構築・保守等のネットワークサービス事業。創業来、ネット— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月8日
@gantky1 ワーク関連に特化。全取り扱い製品が海外製で、内9割がシリコンバレー周辺の企業から。情報セキュリティ関連製品の販売のみならず、セキュリティオペレーションセンター(SOC)を有し、 24時間体制での顧客システムの監視もおこない、総売上高の6割が情報セキュリティ絡みと— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月8日
@gantky1 同関連銘柄とみて良いようだ。リーマンショック後の大型投資が 裏目に出て、一時赤字化。15/12期末でも392百万円の累積欠損があるが、今期に利益剰余金等の取崩しで解消し、早期の復配を目指す。円高は収益にプラ ス。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年3月8日
ざっくり見た感じですと、ネットワーク機器の輸入販売が軸のようです。保守、ライセンス継続で継続的な売上が見込めるとありますが、代理店として仲介するのが殆どでしょうから、利益は出にくい感じがします。
セキュリティ系の商材を多く持っているのは強みでしょう。以前取り上げたフォレッシング関連銘柄の4662フォーカスシステムズと似た感じを受けました。
ただ私としては時代にやや逆行していると考えています。
クラウド環境の急速な発展により、自社でインフラを管理する必要性が薄れているように感じています。自社のインフラを他社のサービスに委ねるということが果たしてセキュリティ的に如何なものだろうか、という考えから受け入れられるのは当分先かと思っていたのですが、ここ数年、多くの企業がクラウドを受け入れ始めてます。こうなるとセキュリティ機器を必要とする環境は、減りはしないものの急増するとは考えにくいんですよ。
となると自分で運用する体力がある公官庁向けの需要程度しか期待できないでしょう。公官庁のIT化もビミョーなものでして、NRI等の大手の言われるがままのような気はするので、その下請けとして細く長く生き永らえるという、投資として魅力があるのか疑問が残るところでもあります。
まずは利益余剰金をプラスにするところでしょうかね =)。モメンタム的なのは知らないからね。
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