3687 フィックスターズ
フィックスターズ [3687]16/9期上期の営業利益は、前年同期比では4%増に過ぎないが、計画比では47%増、実額で126百万円増の396百万円(通期進捗率63%)となった。しかし、通期予想は精査中を理由に据置。研究開発費のうち、70百万円が下期にずれ込み、状況によっては更に— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月7日
@gantky1 数千万円を積み増す。また、上期に主要顧客の東芝の動向を見るため、経費節減を図り、採用繰り延べにより、人材斡旋会社に支払う採用費等の計上を見送っていたが、今後も、東芝から継続してフラッシュメモリ関連、車載分野中心の画像処理高速化サービスの受注が見込める目処が立った— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月7日
@gantky1 ので、下期に採用等の経費を計上するとの事。以上からすると、仮に、通期増益となっても、上期上振れ分がそのまま加算される訳ではないようだ。ソリッドステートドライブは、 顧客がおこなう評価期間中(の企業が多い)ゆえ、まだ、数量がでない状況と。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月7日
マルチコア関連技術の開発だと今ホットなのはビットコインや機械学習でしょうか。この手の発掘には大量で無駄な計算が必要でして、計算効率を上げるための工夫として様々なライブラリが公開されています。OpenCL関連の書籍を執筆しているのはそいうことかと思われます。
ハードウェア / ソフトウェア開発者向けサービスにYellow Dog Linuxとかに触れてて興味深いというか古すぎでしょ。PPC関連のLinuxだっけか、懐かしい。アミュレットとかあったなあ。感じとしては、大企業の下請けとして請け負ってるようなので、ビットコインやら機械学習で相場テーマになることはすくないかな。機械学習関連事業とかあるみたいだけれども。
SSD関連は多分、中のファームウェアを請け負っているんでしょう。フラッシュメモリは割と癖があるストレージでして昔、プチフリーズ問題で取り上げられたことがありました。フラッシュメモリというのは一度データを消去してから書き込む必要があってこの消去時間が結構長く、その間、一切の処理をNAKで返すともれなくOSがフリーズしてしまうという現象がありました。
って技術的な説明はどうでもいいか。
この手のフリーズを防ぐために馬鹿正直にNAKを返すんじゃなくてある程度キャッシュに貯めこんだり消去エリアを中心に使ったりと、アルゴリズムを工夫するだけでパフォーマンスが変わるんですなあ。多分、そいう仕事を請け負ってるんだと思います。PCの場合、Trim命令に対応するだけで状況が好転するんですけどね。
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纏めると、ソフトウェア関連は結局のところ、頭数で売上が決まります。
利益率が異様に高いのは、事業が専門的で派遣ではなく請負で行っているのが大きいのでしょう。東芝という太客に頼ってる点は気になります。
個人的な感想を言うと組み込み系は日本では生き残れないと思ってます。魅力的なハードウェアを世に出せていないし今後も衰退の一途を辿るとみています。だから見限ったんですけどね。
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フィックスターズの企業ブログ。ガチの技術ブログでワロタ。ブログ名も好み =)。
3275 ハウスコム
ハウスコム [3275]16/3期は店舗純増等が奏功し、営業利益で前年比50%増、計画比23%増の808百万円と、3カ年計画初年にして最終年度の目標760百万円を超えた。今回、新たな3カ年の中計を策定し、19/3期の営業利益を970百万円と置いている。17/3期は、翌期以降の— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月6日
@gantky1 成長に向けて、ためを作る時期との位置づけで、前期の店舗純増9に対し6店とやや抑制し、新規事業のリフォーム工事部門を含めた人材の増強・育成 に注力、営業利益は昨対6%増の計画。親会社大東建託への依存度は前期19.4%で、例年20%を超えない水準で推移している。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月6日
@gantky1 親会社の賃貸仲介(直営店舗による仲介件数で業界トップ)は全国展開、顧客はファミリー層中心に対し、当社(同業界4位)は主に大都市での展開、顧客は単身層中心と棲み分けは出来ている。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月6日
以前、会社説明会(今日の雑談 (7/11))に参加していたんだけど、若い経営者で人材教育が軸だと言ってたのが印象的でした。少子化問題に伴う需要減少は、東京五輪の後の2025年あたりから顕著に出てくると考えているようでした。これまでには新規のビジネスを模索したい、と。
いつものB/Sの確認。GMOクリック証券の財務分析より。
現金の塊ですね =)。
括りとしては不動産業セクターなのですが、実際は不動産を仲介するサービス業に近いので上記の財務になっています。2011年に上場したのですが、当初からB/Sに現金を載せて上場してきたものですので、何のために上場してきたのか主に私の中で憶測が飛び交いました。
親会社の大東建託の貯金箱ではあるものの、親会社の依存度は割と低く、経営も割と自由に行えている印象です。
世の中、私が考えているより単純なのかもしれません =)。
続いてFCF。
着実に現金をブタ積みしていますね。前期の2016年に大型の投資をしたようで、FCFがマイナスになっています。何に投資したのか気になります。
決算短信の投資CFを確認しましょう。
投資先は「定期預金」でした。デスヨネー。
投資対効果を考えると、投資効果は殆ど得られませんが、安全性は非常に高いことより現金で持っておくよりはマシという程度の投資でしょうね。単にフリーキャッシュフロー(FCF)がマイナスであったとしても多大なリスクを負っているわけではないことに注意してください。
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纏めると、投資先としては安定した事業と思われます。
配当の原資となる利益を安定的に稼ぐことが期待できるので、減配などのリスクは低いものと考えます。ただ上記のB/Sをみて分かるように、殆ど現金が詰まっていてその使い道が見当たらない状況になっているのは気掛かりです。親会社が株式を50%以上握っているので悪いおぢさんたちに絡まれることは考えにくいのですが、そろそろ投資先を見定めないと既存株主から文句が出てもおかしくありません。
配当性向を30%から50%にしてみては如何でしょうか。
投資先としては好みなのですが、同じく同業他社のセンチュリー21と比べると、見劣りする点があります。センチュリー21は、看板を貸すことでフィーを稼ぐビジネスを行っているので、看板が汚れない限り不動産市況に関係なく現金が稼げるんですよ。その点、ハウスコムは従業員皆が頑張らなければならない。これはシンドいでしょう。安定した配当金を貰うという投資なら、私ならセンチュリー21を選びたい、というか選んでますよね、NISAで。
実に鬼畜なことを言っているのですが、投資ってそいう面もあるんだよってことでひとつ =)。
ああ後、民泊とかに言及するとくだらない投資マネーが入ってきそうな気がするお。
現金の塊ですね =)。
括りとしては不動産業セクターなのですが、実際は不動産を仲介するサービス業に近いので上記の財務になっています。2011年に上場したのですが、当初からB/Sに現金を載せて上場してきたものですので、何のために上場してきたのか主に私の中で憶測が飛び交いました。
親会社の大東建託の貯金箱ではあるものの、親会社の依存度は割と低く、経営も割と自由に行えている印象です。
世の中、私が考えているより単純なのかもしれません =)。
続いてFCF。
着実に現金をブタ積みしていますね。前期の2016年に大型の投資をしたようで、FCFがマイナスになっています。何に投資したのか気になります。
決算短信の投資CFを確認しましょう。
投資先は「定期預金」でした。デスヨネー。
投資対効果を考えると、投資効果は殆ど得られませんが、安全性は非常に高いことより現金で持っておくよりはマシという程度の投資でしょうね。単にフリーキャッシュフロー(FCF)がマイナスであったとしても多大なリスクを負っているわけではないことに注意してください。
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纏めると、投資先としては安定した事業と思われます。
配当の原資となる利益を安定的に稼ぐことが期待できるので、減配などのリスクは低いものと考えます。ただ上記のB/Sをみて分かるように、殆ど現金が詰まっていてその使い道が見当たらない状況になっているのは気掛かりです。親会社が株式を50%以上握っているので悪いおぢさんたちに絡まれることは考えにくいのですが、そろそろ投資先を見定めないと既存株主から文句が出てもおかしくありません。
配当性向を30%から50%にしてみては如何でしょうか。
投資先としては好みなのですが、同じく同業他社のセンチュリー21と比べると、見劣りする点があります。センチュリー21は、看板を貸すことでフィーを稼ぐビジネスを行っているので、看板が汚れない限り不動産市況に関係なく現金が稼げるんですよ。その点、ハウスコムは従業員皆が頑張らなければならない。これはシンドいでしょう。安定した配当金を貰うという投資なら、私ならセンチュリー21を選びたい、というか選んでますよね、NISAで。
実に鬼畜なことを言っているのですが、投資ってそいう面もあるんだよってことでひとつ =)。
ああ後、民泊とかに言及するとくだらない投資マネーが入ってきそうな気がするお。
- 株主・投資家の皆様へ | ハウスコム株式会社
IR本拠地 - 株主・投資家の皆様へ 月次推移 | ハウスコム株式会社
月次。この業種にしては珍しい。投資家に勧められて開示したんだとか。
3769 GMOペイメントゲートウェイ (GMO-PG)
GMO-PGは、小規模な電子商取引を行っている企業です。四季報の同業他社に2428 ウェルネット。
GMOペイメントゲートウェイ [3769]16/9期上期の売上高は前年同期比38%増、営業利益同26%増、計画比では、各々10%増、8%増と順調。通期計画の売上高昨対26%増、営業利益26%増(利益は下期偏重の計画)は据え置いたが、売上高成長率は通期でも上期並を維持出来る。利益は— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月4日
@gantky1 上期の上振れ分をマネタイズ出来る確信のある投資が出来ればそれに充当したいが、コンセンサスを下回るよう(な着地)にはしない。注力している公金・公共料金分野の営業利益構成比率は10%、購買データと結び付けて、データマネタイズでの意味ある分野が出来るのではないかと期待— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月4日
@gantky1 している。当社webサイト掲載の決算説明会資料p11に営業利益成長率等の他社比較が出ているが、指標的には頭抜けた状況。PERは100倍越えであるが、セルサイドアナリスト、機関投資家がきっちりフォローしており、現在の利益成長の持続性は高いと判断しているようだ。— 決算説明会 (@gantky1) 2016年5月4日
16.02.07からの続きです。
2Q決算も引き続き好業績が続いているようで何より =)。
この銘柄は売上規模からすると小型株の扱いになろうかと思うのですが、QUICKコンセンサスが表示されているので機関投資家のフォローがしっかり入っていることは間違いないでしょう。
PER100倍を超えると流石に投資意欲が減退しますね。ひふみ投信のアナリストにGMO-PGを保有している理由についてを聞いたことがあるのですが、ファンダメンタルズより株価の推移を気にしており時折、株価が低迷している時期があるのでそのタイミングで保有しておくと戻りが取りやすい、とのこと。成長株への投資では有効な手法でしょう。
折角なので2Q決算説明資料のp11を抜き出してみる。
上場している決済代行業でパッと浮かぶのは、2428 ウェルネット、3630 電算システム、3623 ビリングシステム、4819 デジタルガレージあたりでしょうか。
決済代行業というのは世の中に数多、存在していまして参入障壁は低めと考えています。ただ利便性を考えるにいずれ吸収合併が広がっていくのではないかと睨んでいます。デジタルガレージの株主総会で聞いたのですが、決済代行の利益率は年々減っているそうで、今後は何らかの付加価値を付けたビジネスが必要になるとの認識でした。
A社は、ウェルネット(16.9%、11.1%)でしょうね。メイン顧客はセブンを除くコンビニ決済でしてこの基盤は頑強とみています。今後もコンビニ決済が減少するのは考えにくく様々なシーンで銀行決済からコンビニ決済に切り替わっていくものとみています。それ以外にも航空券発注システム(後に自社に切り替わってしまい仕事がなくなる)やイベント発券システム(後に契約変更で撤退気味)等、技術で一定の成果は収めるもののビジネスで失敗している感が否めないですね。バスIT化に注力しているのですが、大きなビジネスになるとは思えないと株主質問していたりと、後もう一歩なんですよ。
C社は、デジタルガレージ(セグメント別8.3%増、9.9%増)かな。大企業向けの決済代行行ってるので付加価値をつけにくくなっているのは課題なのかも知れず。この点はGMO-PGの方が足回りは早くて有利ですね。
B社はどこだろう(追記:ソフトバンク・ペイメント・サービスではないかとのこと。情報THX!)。
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纏めると、決済代行自体は今後も大きく成長する可能性が高いとみています。銀行業ではシガラミがあって出来なかった足の軽さがありますし、付加価値も付けやすいかと思われます。そろそろ需要が一巡し、競合が気になりだし始める時期に入り始めているのかと思われます。既存のシステムから入ってくるストック型の収入を、如何に次の成長に繋げていくかが課題になるんでしょう。
つか元祖フィンテック関連銘柄なんじゃねえのか、と言いたい。収益性も確保しているのに、収益もままならないブロックチェーンとかにお熱とかどうかしてますよ。
- 投資家向け情報 | クレジットカード決済のGMOペイメントゲートウェイ株式会社
IR本拠地。決算説明会の動画あり。
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